2026年7月21日放送のタカラヅカニュース
「SKY REPORT 花組 宝塚バウホール公演『赤と黒』稽古場レポート」を視聴しました。
7月28日(火)に初日を迎える花組宝塚バウホール公演『赤と黒』。
今回は、花組スカイ・ナビゲーターズの愛乃一真さん(ヴァルノ役)の進行のもと、ラ・モール侯爵役の和礼彩さん、フェルヴァック夫人役の華路ららさん、エリザ役の翠笙芹南さんが、稽古場の様子や役への思いを語ってくださいました。
それぞれが役と真摯に向き合う姿や、作品への深い愛情が伝わるトークが満載。
人物同士の繊細な感情の動きや見どころもたっぷり紹介され、公演への期待がさらに高まる内容でした。
🌹 稽古場の様子
今回の公演は若いメンバーが多いと和さんが話す一方で、だからこそ全員が新しいことに挑戦できているとも語ります。
お客様にそれぞれの新たな一面をお見せできることを楽しみにしているそうです。
華路さんはお芝居が中心の公演にあまり慣れていないといい、上級生からアドバイスをもらいながら毎日壁にぶつかりながら稽古に取り組んでいると話しました。
翠笙さんは田渕大輔先生がお芝居全体に共通する大切なことを丁寧に教えてくださっていると語り、稽古場で先輩たちの役作りを見ているだけでも多くの学びがあると、充実感をにじませながら話してくれました。
📖 宝塚で繰り返し愛されてきた『赤と黒』
華路さんは『赤と黒』が大好きで、これまでの宝塚版を全部観ているというほどの作品愛を語ってくれました。
和さんは、この作品の魅力として登場人物それぞれが信念や葛藤を持っていることを挙げます。誰の視点で見ても物語が楽しめるため、稽古場で通し稽古を客観的に見ていても、各キャラクターのその後が気になって自然と引き込まれてしまうと語りました。
🎭 役について
ラ・モール侯爵(和礼彩さん)
1幕の最後に田舎町の場面に突如パリからの大貴族として登場する侯爵。
1幕での出番はそれほど多くないものの、そこに場の空気をがらりと変えられる存在として登場したいと和さんは語ります。
そして2幕はパリが舞台となるため、お客様の期待感やワクワク感を引き出せる侯爵を意識したいとのことでした。
また、マチルドにとっての父親として、娘への深い愛情と、ジュリアンとの身分違いの結婚という受け入れがたい現実との間で揺れる心情も丁寧に表現したいと話していました。
娘のために裏でできる限りのことをしながら、最後に迎える展開への思いも込めながら、一場面一場面を大切に演じていきたいとのことです。
フェルヴァック夫人(華路ららさん)
大人っぽい役を演じるのが初めてという華路さんは、稽古初日から色気の出し方に向き合い続けていると正直に話してくれました。
フェルヴァック夫人はジュリアンとマチルドの恋の進展に欠かせない重要な存在。
ジュリアンがマチルドの気を引くために自分に近づいてくる場面では、余裕を装いながらも心の中では思わず侑輝さんを「かっこいい」と思ってしまうそうです。
衣装面では他の登場人物が明るめの色合いの中、華路さんだけが黒みがかった豪華な衣装で、宝石もたっぷりと使われているとのこと。
貴族の中でもひとり違う存在感を放てるよう意識していると話していました。
エリザ(翠笙芹南さん)
レナール家の使用人として登場するエリザは、ジュリアンへの一途な恋心と、それがやがて嫉妬へと変わっていく心の動きが軸となる役どころです。
翠笙さんは、前半でレナール夫人との温かな信頼関係をしっかり積み重ねておくことが大切だと語ります。
その信頼関係があるからこそ、恋が絡んだときに生まれる嫉妬心の大きさが際立ち、ヴァルノの力を借りてしまうほどの感情の変化として説得力を持つのだといいます。
心の変化を丁寧に表現できるよう、日々稽古に励んでいると語りました。
なお愛乃さんは、エリザが「人間らしい感情」を体現する存在感の大きい役だと語り、翠笙さんと日々稽古を重ねながらその成長を間近で感じていると温かく話していました。
✨ 見どころ・好きなシーン
和礼彩さん
1幕では、複数のキャラクターそれぞれが異なる方向に恋の矢印を向けていることが面白いと語ります。
ヴァルノ、エリザ、サン=ジャンなど登場人物それぞれの視点が重なり合う構図が、作品全体の奥行きをつくっているといいます。
また侑輝さんがレナール夫人に近づいていく流れは、見てはいけないものを見てしまっているような気持ちだと笑いながら話していました。
好きなシーンとして挙げたのは、レナール夫人の初めての恋心を歌う場面。
セリフと歌の境界がとけ合うような表現が素晴らしく、感情がじんわりと伝わってくる場面だと話しました。
華路ららさん
フィナーレが大のお気に入りとのこと。
男役の踊りのかっこよさ、娘役の大人っぽい魅力、そしてデュエットダンスの美しさが揃ったフィナーレは必見だと熱く語りました。
また1幕ラストのジュリアンとレナール夫人のデュエットも好きな場面として挙げ、その切なく美しい場面にいつも心を動かされると話しました。
自身が出演する神学校の場面は初めてのリフトに挑戦中で、揃ったときの美しさを目指して稽古を重ねているとのことでした。
翠笙芹南さん
ジュリアンがレナール夫人の手を初めて取り、そこから恋へと発展していく場面を見どころとして挙げました。
侑輝さんと朝葉さんが生み出す絶妙な緊張感とときめきのバランスが魅力的で、エリザとしては思わず目を背けたくなってしまうほどだと笑顔で語りました。
💬 公演への意気込み
翠笙芹南さん:人間らしさを大切にした物語として観客の方に親しみを持っていただけるよう、エリザとしての恋心と嫉妬の葛藤をしっかりと抱えながら舞台に立ちたいと語りました。
華路ららさん:観てくださったお客様の心に残る舞台を届けたい、そして誰よりも大人っぽくお客様を魅了できるフェルヴァック夫人を目指すと話しました。
和礼彩さん:貴族としての威厳とともに、人としての深みや温かさも大切にしながらラ・モール侯爵を演じたいと締めくくりました。
今回の稽古場レポートでは、それぞれが演じる役への思いや、人物同士の繊細な感情のつながりが語られ、『赤と黒』の奥深い世界観を改めて感じることができました。
若いメンバーを中心としたカンパニーだからこその新鮮なエネルギーと、一人ひとりが真摯に役と向き合う姿勢がどのような舞台につながるのか、初日の幕が開くのがますます楽しみですね。
(参考:タカラヅカニュース〈タカラヅカ・スカイ・ステージ放送〉「SKY REPORT 花組 宝塚バウホール公演『赤と黒』稽古場レポート」)
📌 公演情報
花組 宝塚バウホール公演『赤と黒』
🎭 宝塚バウホール
7月28日(火)~8月13日(木)
📺 ライブ配信
8月11日(火・祝)14:30〜
\🌸花組 大劇場公演🛶🌙/
\🌸花組 梅田芸術劇場メインホール公演📖/
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