⭐自分と向き合うことが、男役の深みになる ー【CONNEXT 星組 暁千星×大希颯】

宝塚歌劇団
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5月26日・27日放送のタカラヅカニュース
「CONNEXT 星組 暁千星×大希颯 Part1・2」を視聴しました。

新人公演を終えたばかりの大希颯さんと、星組トップスターとして新たな一歩を踏み出した暁千星さん。

互いに質問を重ねながら語られたのは、男役として大切にしていること、自分自身との向き合い方、そして星組への想いでした。

経験を重ねてきた暁さんの温かな言葉と、真摯に自分を見つめる大希さんの姿が印象的でした。


⭐ 暁さんから大希さんへのインタビュー

💫 責任と成長──長の期として挑んだ、最後の新人公演

まずは大希さんの『恋する天動説』新人公演について。
研7となり、「長の期」として最後の新人公演に主演を務めた大希さん。
「いっぱいいっぱいでした」とはにかみながら、その重さをこう語っていました。

「長の期として最後の新人公演ということで、色々な感情が駆け巡ると言いますか。単なる緊張感だけじゃなくて、作品としてのクオリティも上げなきゃいけなくて。みんなのことを考えながらお芝居をしないといけないっていうのが、前回主演をさせていただいた時とはまた全然違った責任感で」
前回とは異なる責任の重さを感じながら、作品全体を見渡していたことが伝わってきました。

暁さんも振り返ります。大希さんが暁さんの役を演じるのは初めてで、普段はあまり絡みも多くなかったという二人。でも、新人公演を通じて向き合う時間が生まれ、「知ることができて嬉しかった」と。そして、

「恵まれている華やかさと、声もすごく素敵で。実は自分の中に細かいこだわりがある。だからこそ、新人公演を卒業してからどういう風な男役さんになっていくのかが、今回知れたからこそ、すごく楽しみになりました」

後輩への愛と期待が、優しく言葉になっていました。


🌱 場の空気を作る難しさ──今の自分に繋がるあの経験

暁さんが長の期だった時、何を大切にしていたか──という大希さんからの問い返しも。

「【どんな方向性の作品にしていくか、新人公演のメンバーがどうすれば楽しく取り組めるか】そういうことを結構考えていて。進め方がすごく難しいなと感じていた時に、組長さんや上の方がまとめているのって本当に難しいことなんだなって改めて感じて、すごく勉強になった」

作品の質だけでなく、”場の空気”をどう作るか。
そこに重きを置いていたという言葉は、今のトップスターとしての姿勢と、見事に繋がっていました。


💭 “変なポジティブさ”への気づき──自分の感情と正直に向き合う

暁さんの問いに、大希さんが少し考えながら答えたのが印象的でした。

「ネガティブになりすぎないっていうことなのかな、と思っていて。自分はポジティブな方だと思ってたんですね。でも、全然ネガティブだったな、と」

ネガティブな感情を押しつぶして無理に前を向こうとする、大希さん自身が語った「変なポジティブさ」。自分の感情をちゃんと受け止めてから次に進むことを、今は意識しているのだと語っていました。

暁さんも「気にしなくていいよ、という部分をすごく繊細に気にしている。でも、それがお芝居にすごく繋がっているなと思うからこそ、それを消化して変えていく強さが、これからついていくといいね」と、温かくエールを送っていました。


🎭 憧れは天海祐希さん──知らずに追いかけていた宝塚の星

「好きな宝塚作品は?」という問いに、大希さんが挙げたのは天海祐希さんの存在。

「幼い頃から天海さんのドラマを全部見るぐらい、『憧れのお姉さん』みたいな感じだったので」

しかも、当時は宝塚出身だと知らなかったというエピソードに、暁さんもびっくり。音楽学校の文化祭をきっかけに『風と共に去りぬ』のDVDを観て、「これが人を引きつけるオーラなんだ」と感じたと言います。

「あの空間支配能力が凄まじくて。かっこいいですよね。持ち前のナチュラルさの中にある深みとか、繊細さが本当に素敵で」

暁さんも「男役としての包容力をすごく感じるしね」と共感。
大希さんの原点が少し垣間見えた、心温まるトークでした。



🌟 「ザ・恋愛物」に挑みたい──感情を丁寧に受け止める男役へ

「挑戦してみたい役」として大希さんが話したのは、宝塚の王道ラブストーリー
これまでの新人公演では悪役や変わったキャラクターが多く、恋愛物の経験がほとんどなかったそうで、

「宝塚の『ザ・恋愛物』みたいなものを、もっとやってみたいなって思ってます」

そして、理想の男役像については、技術論よりも先に「自分と向き合うこと」という言葉が出てきました。

「自分の感情と向き合えてないのに、役の感情とも向き合えるわけない。まずは自分から出てきた感情を、一回一回、丁寧に受け止めてあげることが何より大事だなと思っていて」

暁さんも深く頷き、「自分を知るって、一番難しくて、実は自分が一番わかってない部分でもあるから。それと向き合うことが、男役としての深みに繋がる」と寄り添うように語っていました。


⭐ 大希さんから暁さんへのインタビュー

🎭 愛おしい、星組の皆──お披露目公演で知った”この立場”の景色

星組トップスターとしてのお披露目公演を終えた暁さん。

「気づけば終わってた感覚で。初めての感情だったりとか、この立場だからこそわかる見え方がすごくたくさんあって」

印象的だったのは、組のみなさんへの愛情の深さ。

「星組の皆が本当になんか愛しくて。皆が毎日舞台に向き合っている姿を見ることで、自分ももっと頑張ろうって思える。宝塚って本当に素敵な場所だなって改めて感じた」

責任と感謝が入り混じった言葉に、大希さんも「その想いを言葉にして伝えてくださるところが本当に素敵」と感嘆していました。


🌙 真矢みきさんの『ダンディズム!』──「自分でいる」大切さを教えてくれた作品

「たくさんあって迷っちゃう」と笑いながら、暁さんが挙げたのは真矢みきさんの『ダンディズム!』

「初めてテレビで見た時の衝撃がすごかった。そういうタイトルを付けてくださる男役さんっていうことが、まず素敵だなと思って」

下級生の頃、自分の良さをどう出せばいいか分からなかった時期があったという暁さん。そのとき真矢さんの”自分らしさ”を体現した姿に触れ、

「誰かになろうとしたりとかそれを求めることが大事だけれど、『自分でいる』っていう大切さをその時に知れた」

現在の暁さんの唯一無二の舞台姿の、原点が垣間見えた言葉でした。



🎬 血が滾るラーマ役──隠れていた”燃え立つもの”が出た瞬間

「演じてきた役で思い出に残るものは?」という問いに、暁さんが挙げたのは星組公演『RRR×TAKA”R”AZUKA』のラーマ役

「男らしくて、という役をさせていただけることがすごく嬉しかったですし、『男の友情』がすごく多かったのも楽しくて。おたけびをあげるシーンとかも、最初は戸惑ったけど、いざやってみたら、男役としての血が滾るというか、自分の中に隠れていた、燃え立つようなものが出た気がして」

次回作でも再びラーマを演じることに触れ、「月日を経て、成長した姿をお見せできるように頑張りたい」と前を向く姿も。

暁さんが星組に組替えしてから髭の役が多いという話になると、大希さんも『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』のジャラルッディーン役や『ビッグ・フィッシュ』の巨人カール役など、髭姿になる機会が多いことを明かし、二人で笑い合う場面も。

和やかな雰囲気が伝わる、この対談ならではの一幕でした。



💫 「楽しむ」ことから生まれる包容力──暁千星の男役哲学

「すごく楽しむこと」──暁さんらしい、まっすぐな答えが返ってきました。

「自分が一番楽しんで、そのパワーをお客様にお届けするところまでを一つとして、楽しむっていうのはすごく大切なことだなって思う」

さらに、相手の気持ちを想像しながら生活することも大切にしていると言い、

「人の気持ちって難しくて絶対に完璧に読み取れることはないけれど、考えることはすごく大切。それが舞台の包容力に繋がっていく」

さりげない言葉の中に、深い舞台哲学が宿っていました。


⭐ 稽古場からはみ出るパワー──そして星組パッション

ラストは星組への想いへ。

「みんな素晴らしい個性を持った方たちがいっぱいいらっしゃって。大劇場で全員で一つになった時に、稽古場からはみ出てるようなパワーがあるのが、やっぱり星組らしいところだなって」

下級生への目線も温かく、「こんなに歌上手なの?踊り上手なの?っていう子もたくさんいる。そういう子たちが、どんどん生き生きと公演していけたらいいな」と語る姿には、組全体を大切にするトップスターの愛情があふれていました。

大希さんは、「元々、星組パッションを出すって何なんだろう?と戸惑っていた」と打ち明けつつ、暁さんから「舞台では全然違うエネルギーがある」と太鼓判を押されてにっこり。

二人で、「これからも星組らしいパッションとエネルギーを皆様にお届けできるように」と締めくくりました。


新人公演を卒業し、新たなステージへ進む大希颯さん。
そして、トップスターとして星組を率いる暁千星さん。

立場は違っても、「自分と向き合うこと」「自分らしくあること」という二人の言葉は、不思議なくらい重なっていました。

経験を重ねながら深みを増していく暁さんと、その背中を追いながら成長を続ける大希さん。

互いを尊重し合う温かな空気に包まれた対談から、これからの星組がますます楽しみになるような、明るいエネルギーを受け取ることができました。

(参考:タカラヅカニュース〈タカラヅカ・スカイ・ステージ放送〉「CONNEXT 星組 暁千星×大希颯 Part1・2」)


📌 公演情報

星組 御園座公演『花より男子Ⅱ』

🏯 御園座(愛知県名古屋市)
2026年6月9日(火)〜 6月30日(火)
📺ライブ中継・ライブ配信
6月28日(日)15:30~


\🌸花組 TBS赤坂ACTシアター公演🎡/


\📺ドラマ版 花男2/


\⭐星組 大劇場公演🏍️💖/



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