2026年8月27日・28日放送のタカラヅカニュース
「Stage Side Watch 雪組公演『ポーの一族』世界降霊術大会の面々 Part1・2」を視聴しました。
公演中の作品をさまざまな角度から紹介する「Stage Side Watch」。
今回は、東京宝塚劇場公演中の雪組『ポーの一族』より、世界降霊術大会のメンバーが登場しました。
お話しされたのは、ブラヴァツキー役の専科・美穂圭子さん、オルコット大佐役の真那春人さん、ポール・メイヤー役の眞ノ宮るいさん、イゾルデ役の愛陽みちさん。
個性豊かな4人が役づくりや場面の裏側、そして美穂さんとの楽しい日々について、和気あいあいと語ってくださいました。
🔮 実在の人物を大切に演じるブラヴァツキー
💎 美穂圭子さんが語る、役への思い
まずは、ブラヴァツキー役の美穂圭子さんから。
ブラヴァツキーは実在した人物ということで、美穂さんは彼女が晩年を過ごした家や、ゆかりの地であるブラックプールも訪れたそうです。
この日身につけていたネックレスも、ブラックプールで購入したものなのだとか。実際には舞台では使用していないそうですが、役に向き合うために選んだ大切な品なのですね。
美穂さんは、ブラヴァツキーについて「気性の激しい人物でありながら、どこか憎めない可愛らしさもある」と感じているそう。『ポーの一族』の幻想的な世界に実在の人物が登場するからこそ、その人物が生きた時代や背景を丁寧に受け止めながら演じていらっしゃることが伝わってきました。
🧔♂️ インパクト抜群!オルコット大佐の長いひげ
🎩 真那春人さんが作る“不思議な人”らしさ
長いひげを付け、すっかりオルコット大佐になりきって登場した真那春人さん。
オルコットもまた実在の人物で、ブラヴァツキーとともに「神智学」の活動に携わった人物です。アメリカ陸軍大佐を経て弁護士となった経歴もあるそうで、本来は非常に真面目で知的な人物だったことがうかがえます。
一方で小池修一郎先生からは、『ポーの一族』におけるオルコットにはコミカルな面白さも求められたそう。舞台上でひげを触る仕草も、ぱっと見た瞬間に印象を残すための演出の一つです。
真那さんは、世界降霊術大会の一員として「普通の人とは少し違う、不思議な能力を持った人々」に見えるよう、ビジュアル面からも工夫していると話されていました。
🔮 “いきなり踊り出すマジシャン” ポール・メイヤー
✨ 眞ノ宮るいさんの水晶マジックにも注目
眞ノ宮るいさんが演じるポール・メイヤーは、水晶を使って人の未来を占う人物です。
小池先生からは「いきなり踊り出すマジシャン」と言われたそうで、怪しさを感じさせる声と、機敏な動きの両方を大切にして役づくりをしているとのことでした。
襟足に遊ばせたエクステも、マジシャンらしさを表すこだわりの一つ。そして舞台で使用する水晶には、曇らせる仕掛けだけでなく、浮かせるマジックまであるそうです。
お稽古中から熱心に練習していたという水晶マジックを、このトーク内で披露。ブラヴァツキーに付いていけば、水晶の曇りの先に何が見えるのか分かるかもしれない――そんなポール・メイヤーの“修行中”という設定も、なんとも可愛らしいですね。
🃏 大きなタロットカードを操るイゾルデ
🌙 愛陽みちさんが明かすカードの意味
愛陽みちさん演じるイゾルデは、タロットカードで人々を占う人物です。
本来は78枚あるタロットカードから、舞台上では力の強い15枚を厳選して使用しているそう。
ポーツネル男爵の場面で引くのは、「愚者(ザ・フール)」のカードです。
「放浪」や「無限の力」といった意味を持つカードで、ブラヴァツキーの言葉を受けて、男爵への疑いをさらに深めるきっかけになっているそうです。
小池先生はタロットにもとてもお詳しいとのこと。客席からカードの絵柄が見えるよう、舞台用のカードは大きく作られているため、愛陽さんにとってはカードを扱うだけでも難しさがあるのだとか。ミスのないよう丁寧に練習を重ねているというお話に、舞台上の一瞬一瞬に込められた努力を感じました。
🤝 ポール・メイヤーとイゾルデは“グレー”な関係?
😂 降霊術大会メンバーの仲良しエピソード
気になるポール・メイヤーとイゾルデの関係性については、眞ノ宮さんから「グレー」という答えが。
ブラヴァツキーの右腕はすでにオルコット大佐。空いている“左腕”のポジションを、ポールとイゾルデがそれぞれ狙っているのではないか、という楽しい解釈が語られました。二人はライバルでもあるようです。
一方、美穂さんと真那さんは、役としてもご本人同士としても仲良し。約束をしていないのに自然と集まり、ほかの皆さんがすでに次の準備へ進んでいる時間まで一緒に過ごしていることもあるそうです。
そして本来なら、この輪の中にもう一人欠かせない存在がいます。それが、諏訪さきさん演じるバイク・ブラウン。皆さんが声をそろえて「バイク・ブラウン!」と呼び、「大好き!」と盛り上がる姿からも、世界降霊術大会の面々の結びつきが伝わってきました。
🎶 降霊術イベントで響く、一人一パートの歌声
👻 ブラヴァツキーとジャスミン、声の使い分け
婚約披露パーティー後の降霊術イベントも、本作の大きな見どころです。
美穂さんは、ブラヴァツキーを演じる際の迫力ある声と、ジャスミンとして話す可愛く娘役らしい声を使い分けています。普段あまり舞台上で出す機会のなかった声だからこそ、ご本人の周囲からも「吹き替えかと思った」と言われることがあるのだとか。
また、降霊術大会の場面では、美穂さん、真那さん、眞ノ宮さん、諏訪さんの4人が一人一パートずつ歌っているそうです。
眞ノ宮さんと愛陽さんは、お稽古中に美穂さんから一人ずつ歌を見ていただいたと明かしました。大先輩から直接学んだ経験を、初心に帰る時に思い出しながら舞台に立っているという言葉が心に残りました。
⚡ “本当の降霊会”で起こる異変
😲 水晶がない時に限って…?
降霊術イベントの後には、テーブルが大きく動く、本格的な降霊会の場面が登場します。キングポーの強大な力がブラヴァツキーに降りる、緊張感のあるシーンです。
眞ノ宮さんはこの場面になると、「なぜ今、水晶を持っていないんだ!」と心の中で思っているのだとか。ほかの場面ではいつも持っている水晶が、この時だけは手元にないため、ブラヴァツキーに何が起きているのか占えない……というポール・メイヤーならではの心情が面白かったです。
また、美穂さんが「キング・ポー!」と呼ぶ際、ポーツネル男爵役の瀬央ゆりあさんが二度見をしてくださることもあるそう。無理に作った反応ではなく、ブラヴァツキーのエネルギーに圧倒され、自然と出てしまうリアクションなのだと聞くと、舞台が毎回生きていることを実感しますね。
🌸 美穂圭子さんの卒業公演、愉快な仲間たちとともに
✨ エトワールに込める最後までの思い
今回の雪組『ポーの一族』は、美穂圭子さんの卒業公演です。
美穂さんは、最後の公演でこの愉快な仲間たちといつも一緒にいられることが本当に嬉しいと話されていました。これまでの公演では、一人で向き合う時間も多かった中で、同じ場面を共に作る仲間がいて、毎日笑って過ごせることが幸せなのだそうです。
そして今回、美穂さんはエトワールも務めています。香盤で自分の名前を見た時は信じられなかったという美穂さんですが、今は毎日、心を込めて歌っていらっしゃるとのこと。
最後まで一つひとつを大切にしながら、さまざまな声を舞台に残していきたい――。美穂さんの言葉に、長年宝塚歌劇を支えてこられた方の深い思いを感じます。
世界降霊術大会の面々の楽しい空気、そして美穂さんへの尊敬と愛情が詰まった、温かな「Stage Side Watch」でした。
(参考:タカラヅカニュース〈タカラヅカ・スカイ・ステージ放送〉「Stage Side Watch 雪組公演『ポーの一族』世界降霊術大会の面々 Part1・2」)
📌 公演情報
雪組公演『ポーの一族』
❄️ 東京宝塚劇場
2026年9月12日(土)〜 10月25日(日)
📺 ライブ中継・ライブ配信
10月25日(日)13:30〜
🌷 新人公演(📺ライブ配信)
10月1日(木)18:30〜
\🌸花組 大劇場公演🌹🦇/
\🌹『ポーの一族』原作📖/
\❄️雪組 梅田芸術劇場メインホール公演🌊🚢/
\❄️雪組 シアター・ドラマシティ公演🕰️🥚/
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