2026年6月29日放送のタカラヅカニュース
「星組 宝塚バウホール公演 千秋楽」を視聴しました。
6月12日に幕を開けた宝塚バウホール公演「浪華人情物語『銀二貫』-梅が枝の花かんざし-」が、6月27日に千秋楽を迎えました。
稀惺かずとさんにとって記念すべきバウホール公演初主演作。残念ながらライブ配信を観ることはできませんでしたが、タカラヅカニュースを通して、公演の温かな空気や千秋楽ならではの感動を感じることができました。
⭐ 星組副組長 輝咲玲央さんご挨拶
約2週間にわたる公演を、出演者全員揃って無事に千秋楽まで迎えられたことへの感謝から始まった輝咲副組長のご挨拶。
また、台風や地震など落ち着かない状況が続く中、多くのお客様が足を運んでくださったことに感謝の気持ちを伝え、被害を受けた方々への温かいお見舞いの言葉も丁寧に添えられました。
雪の中でも凛と咲く梅の花のように、この作品がお客様の心の中に末永く咲き続けてほしい——そんな願いを込めた言葉が、公演の余韻とともに静かに響きました。
原作『銀二貫』を生み出した髙田郁先生、宝塚の舞台へと導いた谷正純先生——谷先生は今は天よりこの舞台を見守ってくださっており、鈴木圭先生が新たな息吹を吹き込んでくださったことへの深い感謝も語られました。
専科の汝鳥伶さんへの感謝は、大阪言葉で「ありがとうさんでございました!」と全員で伝える場面がとても印象的でした。
そして稀惺さんの紹介へ。
「松吉ぃ!」「はい!」「丁稚の返事は『へぇ!』だっせ!」という劇中さながらの掛け合いで笑顔を誘いながら、バウホール初主演の稀惺さんへバトンが渡されました。
⭐ 稀惺かずとさん挨拶
この公演を通じて、「生きるとはどういうことか」を松吉とともに考え続けた日々だったと語り始めた稀惺さん。
人に生かされた命だからこそ苦しい瞬間もあった——そのなかで、人との繋がりの中に自分の命を燃やす場所を見つけ、生き抜く覚悟を松吉から学んだというお話が、静かな重みとともに伝わってきました。
髙田郁先生や谷先生がこの作品に込めたメッセージを、少しでもお客様に届けられていたなら何より嬉しい——という言葉に、作品への誠実な向き合いが感じられるご挨拶でした。
🎭 カーテンコール
💙 感謝と涙のフィナーレ
劇中の松吉のセリフ「巡りおうた全ての人が恩人」という言葉を引きながら、今この瞬間をみんなで共に過ごしていることが奇跡でありご縁なのだと語った稀惺さん。
途中、込み上げてくる感情をこらえながら紡いだ言葉に、真摯にこの役と向き合ってきた2週間の重みが感じられました。
松吉もまた、稀惺さん自身にとっての「恩人」になったのだという言葉が、とても印象的でした。
挨拶が終わり緞帳が降りる前、舞台上から降り注いだ金色の紙吹雪に驚く稀惺さん、そして大粒の涙がこぼれるヒロイン・乙華菜乃さんの姿も、この公演の温かな余韻を伝えてくれるようでした。
🔥 星組パッション!
星組トップスターの暁さんの許可を得て、「星組パッション」を披露。
稀惺さんが手順を説明しようとしたところ、うっかり最後の掛け声を間違えてしまうというハプニングが。後ろで乙華さんが「違う違う!」と慌てている姿を見て、とても微笑ましく思いました。
仕切り直して、
汝鳥さんの「熱いぜ!」
輝咲さん&朝水さんの「燃えろ!」
乙華さんの「進め!」
そして稀惺さんの「星組ぃぃぃ!」
に全員の「パッション!!!」が重なり、温かくエネルギーあふれるフィナーレとなっていました。
最後は大阪言葉で「おおきに、ありがとうさんでございました!!!」——作品の世界観そのままの温かな締めくくりでした。
稀惺かずとさんにとって、大切な一歩となったバウホール初主演。
”松吉”という役を通して届けてくれた命の尊さと、人とのご縁の温かさは、きっと多くのお客様の心に深く刻まれたことでしょう。
ライブ配信は観ることができませんでしたが、今後のスカイステージで作品全編をじっくり味わえる日を楽しみにしています。
そして同じ星組では、御園座公演『花より男子II』もいよいよ明日が千秋楽。
それぞれの場所で走り続ける星組の皆さんを、最後まで応援したいと思います。
(参考:タカラヅカニュース〈タカラヅカ・スカイ・ステージ放送〉「星組 宝塚バウホール公演 千秋楽」)
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