2026年8月17日放送のタカラヅカニュース
「宙組 東京宝塚劇場 新人公演」を視聴しました。
8月13日に東京宝塚劇場で行われた宙組新人公演『黒蜥蜴』。
主演を務めたのは、106期生の鳳城のあんさんです。
研7となる新人公演学年最後の年にして、今回が初めての新人公演主演。
106期生は初舞台が新型コロナウイルスの影響で延期され、その後も新人公演の休止など、さまざまな影響を受けてきた期でもあります。
そんな鳳城さんが、44名の新人公演メンバーとともに作り上げた『黒蜥蜴』。
宝塚大劇場での新人公演から約1か月。
東京の舞台を終えた鳳城さんのご挨拶からは、この期間に仲間とともに悩み、考え、歩んできた時間の大きさが伝わってきました。
🕵️ 大劇場から東京へ――仲間と向き合った一ヶ月
宝塚大劇場での新人公演を終えてから東京公演までの約1か月、鳳城さんたちは大劇場での舞台を振り返り、それぞれが自分自身の課題と向き合いながらお稽古を重ねてきたそうです。
作品について考え、自分自身を見つめるほど、どう進めばいいのか分からなくなり、立ち止まってしまう時期もあったと語った鳳城さん。
そんなときに支えとなったのが、仲間たちとの話し合いや自主稽古、そして上級生からの言葉だったそうです。
一人ひとりがそれぞれの課題を抱えながらも、44名全員で一つの作品と向き合い続けた時間。
その経験を、鳳城さんは舞台人として成長していくための、かけがえのない時間だったと振り返っていました。
大劇場で一度舞台を経験したからこそ見えてきた課題。
それを一人で抱え込むのではなく、仲間と話し合い、自主稽古を重ねながら一歩ずつ乗り越えていったという言葉に、新人公演という舞台をみんなで作り上げてきたことが感じられました。
🖤 明智小五郎の生き方に重ねた、これからの決意
そして東京での新人公演を終えた今、鳳城さんが改めて感じたのは、『黒蜥蜴』という作品で新人公演をさせていただけたことへの感謝でした。
これまで応援してきたファンの皆さんへの感謝も伝えながら、最後には明智小五郎の生き方に自身を重ね、これからの決意を語りました。
愛する黒蜥蜴を失った後も、さまざまな事件に立ち向かい、生き続けることを選んだ明智。
その姿から力をもらうように、鳳城さん自身もこれから待ち受ける課題や壁から逃げず、一つひとつ向き合っていきたいという思いを言葉にしました。
そして、学びを吸収しながら、宝塚の舞台人として、そして男役として、さらに成長していきたいという力強い決意。
大劇場での新人公演を終えたときから、さらに一歩進んだ鳳城さんの姿が感じられるご挨拶でした。
🎬 ダイジェスト映像からも伝わった、二人の緊張感
ダイジェスト映像を見ていて特に印象に残ったのが、鳳城さん演じる明智小五郎と、梨恋あやめさん演じる黒蜥蜴の間に流れる緊張感。
二人が向き合った瞬間に空気が変わるような感覚があり、画面越しでもその関係性に引き込まれました。
梨恋さんは、以前放送された新人公演インタビューで、黒蜥蜴と緑川夫人という二つの顔をどう演じ分けるか、そして明智との関係性をどのように作っていくかについて語っていました。
一方、鳳城さんもインタビューの中で、梨恋さんの持つミステリアスな雰囲気に刺激を受けながら、明智と黒蜥蜴の「追い詰めあう関係」を突き詰めていったと話していました。
今回のダイジェストを見ていると、二人がそれぞれの役として相手を受け、ぶつかり合うことで生まれるものがあったのだろうなと感じます。
新人公演の主演とヒロインという立場だけではなく、明智と黒蜥蜴という二人の人物が向き合うからこそ生まれる空気が、とても印象的でした。
🌟 初主演とは思えない落ち着きと、これからへの期待
そして、鳳城さんの舞台姿を見ていて感じたのは、その安定感。
今回が新人公演初主演とは思えないほど落ち着いていて、明智小五郎という役をしっかりと舞台上に存在させているように感じました。
インタビューでは、桜木みなとさんから「技術だけではなく、舞台に立ったときの空気や視線、そして自分自身の個性を考えてほしい」という趣旨のアドバイスを受けたことも語っていました。
今回の新人公演は、そうした言葉を胸に、鳳城さん自身が「自分の明智」を探し続けた舞台だったのかもしれません。
そして何より、最後のご挨拶から伝わってきたのは、主演として、そして長の期の長として新人公演メンバーを背負ってきた責任感でした。
🌙 106期生・研7で迎えた新人公演主演
今回、鳳城さんが新人公演主演を務めたのは研7。
新人公演学年としては最後の年になります。
106期生は、新型コロナウイルスの影響によって初舞台が延期され、その後も新人公演が長期間休止されるなど、思うように舞台経験を積めない時期を経験してきました。
さらに宙組では新人公演の休止期間もあり、鳳城さんにとって今回の主演は、単に「研7で初主演」というだけではなく、これまで積み重ねてきた時間の先にようやくたどり着いた舞台だったのではないでしょうか。
もちろん、私たちには分からない苦労もたくさんあったことと思います。
だからこそ、最後のご挨拶で語られた「これからも課題や壁から逃げずに向き合っていく」という言葉が、とても印象に残りました。
苦労した時間を振り返るのではなく、そのすべてをこれからの糧にしていこうとする鳳城さん。
その姿が、とても頼もしく感じられました。
🪐 44名で作り上げた『黒蜥蜴』
宝塚から東京へ。
約1か月という時間の中で、44名それぞれが自分自身の課題と向き合いながら、一つの作品を作り上げてきた宙組新人公演。
ダイジェストからも、鳳城さんや梨恋さんをはじめ、出演者一人ひとりが舞台に懸命に向き合っていることが伝わってきました。
そして、鳳城さんの言葉からは、一人で主演を務めたのではなく、44名の仲間とともに新人公演を作り上げたという思いが強く感じられました。
新人公演学年最後の年に、初めて主演を務めた鳳城のあんさん。
ここからさらにどんな舞台人、そして男役へと成長していくのか――これからの鳳城さんやみなさんの舞台も楽しみに応援したいと思います🪐
(参考:タカラヅカニュース〈タカラヅカ・スカイ・ステージ放送〉「宙組 東京宝塚劇場 新人公演」)
📌 公演情報
宙組『黒蜥蜴』『Diamond IMPULSE(ダイヤモンド インパルス)』
🪐東京宝塚劇場
7月25日(土)〜 9月6日(日)
📺ライブ中継・ライブ配信
9月6日(日)13:30~
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