2026年8月24日放送のタカラヅカニュース
「SKY REPORT 月組 東急シアターオーブ公演 稽古場レポート」を視聴しました。
9月10日に初日を迎える月組東急シアターオーブ公演『NINE』。
今回は、咲彩いちごさん、翔ゆり愛さん、朱鷺あおいさんが登場し、月組スカイ・ナビゲーターズの桃歌雪さんとともに、稽古場の様子を語ってくれました。
映画化・舞台化されてきた海外ミュージカル『NINE』を、月組で上演。
しかも今回は、普段とは少し違った配役も大きな話題です。
男役の翔ゆり愛さんが女役のマデレーナを演じるほか、男役が女役として登場し、多くの娘役も出演する華やかな作品となっています。
それぞれが演じる役への想いや、専科から出演する輝月ゆうまさんについて、さらにお気に入りの場面や情熱的なフィナーレまで、稽古場での様子をたっぷりと届けてくれました。
🎬 海外ミュージカル『NINE』に挑戦する月組
『NINE』は映画化・舞台化されてきた海外ミュージカル。
この作品を月組で上演すると聞いたとき、咲彩さんも驚いたそうです。
特に印象的だったのが、娘役がとても多いこと。
普段の宝塚の作品とは少し違った雰囲気になる中、男役として活躍する翔ゆり愛さんも、今回は女役のマデレーナを演じます。
翔さん自身も、作品を見た際には「男役は鳳月杏さんだけなのでは?」と思ったそうですが、配役を見て納得。
マデレーナ役として、現在は髪型や指先などのオシャレを毎日工夫しながら役作りを進めているそうです。
一方、朱鷺あおいさんは、以前から海外ミュージカルへの出演が夢だったとのこと。
楽曲もとても素敵で、日々楽しく稽古していると笑顔で話していました。
🎭 役について
💃 マリア――鳳月杏さんの近くで役を作る幸せ
咲彩いちごさんが演じるのは、マリア。
マリアは、「シニョーラ」というグループの一員です。
鳳月杏さん演じるグイードと関わる機会も多く、「こんなにちなつさんの至近距離に行けることはなかなかない」と、稽古場での時間を楽しんでいる様子でした。
鳳月さんとの共演を楽しみながら、マリアとしてどのように作品に彩りを添えていくのかにも注目です。
👗 マデレーナ――男役から女役へ、翔ゆり愛さんの挑戦
今回、特に注目したいのが翔ゆり愛さん演じるマデレーナです。
普段は男役として舞台に立っている翔さんですが、今回は女役。
マデレーナは、普段は図書館で働く静かな女性。
そんな彼女のもとへグイードが現れ、夜のバーへ誘われたことをきっかけに、歌の才能が花開いていきます。
昼間は静かに働き、夜にはお酒や音楽、男性との時間を楽しむ――。
昼と夜で異なる顔を持つ女性として、役作りに取り組んでいるそうです。
そして、女役への挑戦は芝居だけではありません。
髪型や衣装など、外見的な部分ももちろんですが、翔さんが特に驚いたのが身体のラインへの意識。
これまで男役としてパンツスタイルが中心だったところから、娘役の衣装を身につけることで、身体のラインを意識する感覚がまったく違うと感じたそうです。
その経験を通して、改めて娘役さんたちが普段からどれほど細やかに身体の見せ方を意識しているのかを実感し、娘役へのリスペクトがさらに高まったと話していました。
🗣️ ステファニー・ネクロフォラス――愛情があるからこその辛辣さ
朱鷺あおいさんが演じるのは、ステファニー・ネクロフォラス。
強烈な辛口映画評論家という役どころです。
演出の先生からは、現代でいう動画配信などで映画を辛口批評するようなイメージで役を作っていくようアドバイスを受けたそう。
そのため、グイードに対してもズバズバと厳しい言葉を投げかけます。
しかし、ただ厳しいだけではありません。
ステファニーはグイードに対して、実は深い愛情を持っています。
だからこそ、才能を持ちながら自分自身でそれを駄目にしてしまっているグイードの姿に苛立ち、厳しい言葉をぶつけてしまうのです。
朱鷺さんがものすごい勢いで繰り出す毒舌に、桃歌さんも「よく舌が回るなと思うくらい、本当にすごい勢い」と驚いていたほど。
一方のグイードは、そんなステファニーの言葉をあまり聞かず、遊んでいるような様子なのだとか。
この熱量の高いステファニーと、どこか飄々としたグイードの温度差も、作品の面白さにつながりそうです。
💎 専科・輝月ゆうまさんから学ぶこと
今回の月組公演には、専科から輝月ゆうまさんも出演。
咲彩さんは以前『侍タイムスリッパー』で共演しており、今回また一緒に舞台に立てることをとても喜んでいました。
コーラスの自主稽古などでも全体をまとめ、さまざまなことに気づいてくれる輝月さん。
咲彩さんも、その存在をとても心強く感じているようです。
翔さんも、歌稽古の段階から輝月さんがリリアン・ラ・フルールとして役を作り込んでいる姿に刺激を受けたそう。
外国語も流暢に話され、先生から現地の人なのかと尋ねられるほどだったというエピソードからも、その役作りの深さが伝わります。
朱鷺さんは今回少し関わる場面があるそうですが、そのダイナミックさと華やかさに圧倒されている様子。
輝月さんの存在からも、たくさんのことを吸収しながら稽古を進めているようです。
🎭 稽古場で見つけたお気に入りの場面
まだ全体を通しての稽古には入っていないということで、「一番好きな場面」はそれぞれ少しずつ違いました。
咲彩さんは、作品の場面そのものだけではなく、普段とは違う姿で稽古する出演者たちの姿も楽しんでいるそうです。
特に、礼華はるさんが娘役としてスカートや輪っかのドレスを身につけている姿には、思わず「礼華さんが輪っかのドレスを着ている!」と驚いてしまったのだとか。
今回ならではの配役だからこそ生まれる、稽古場での新鮮な光景ですね。
💃 「ビー・イタリアン」――月組娘役のエネルギーが炸裂!
朱鷺さんが好きな場面として挙げたのは、桃歌雪さん演じるサラギーナの「ビー・イタリアン」の場面。
まだ振付がついた部分までしか見ていないそうですが、全体がまとまったときのエネルギーがとてもすごく、特にお気に入りなのだそうです。
咲彩さんも、この場面について「これぞ月娘!」と感じている様子。
一幕のラストで桃歌さんが登場する場面では、後ろで一緒に踊りながら、思わず誇らしい気持ちになるほど楽しんでいると話していました。
月組の娘役たちが持つ華やかさとエネルギーが、一気に舞台上へ放たれる場面になりそうです。
🎶 グイードを取り巻く女性たち、それぞれの想い
翔さんが好きな場面として挙げたのは、天紫珠李さんが歌う、グイードの映画作りへの苦悩が描かれる1幕の場面。
翔さんたちはその後ろで踊っているそうですが、そこには単なるバックダンサーとしての役割だけではなく、それぞれの役がグイードに抱く想いがあります。
グイードへの愛情を持つ女性たちと、映画作りに苦悩する姿。
それぞれの気持ちが少しずつ異なりながら、一つの舞台の上で交差していくところに魅力を感じているとのこと。
同じ場面でも、その時々で新鮮な気持ちを持ちながら演じているそうです。
🔥 情熱的な『NINE』のフィナーレ
そして、話題はフィナーレへ。
今回のフィナーレは、港先生による情熱的な振付がついているそうです。
『NINE』という大人の雰囲気を持つ作品にぴったりの、情熱的でスタイリッシュな振付。
ただ、そのニュアンスを掴むのはなかなか難しいようで、出演者たちは先生の動きをじっくり見ながら稽古に励んでいるそうです。
さらに注目したいのが、女役として出演している男役のみなさん。
フィナーレでは、女役として出演している男役さんたちも男役の姿に戻って登場するそうです。
稽古場では、久しぶりに男役姿を見たみなさんから「男役さんがいる!」と声が上がり、「かっこいい!」と盛り上がったのだとか。
普段とは違う女役姿を楽しんでいるからこそ、フィナーレで男役姿に戻った瞬間のかっこよさは、より強く感じられそうですね。
また、桃歌さんが歌う「ビー・イタリアン」や映画の楽曲を使ったアレンジもあるそうで、出演者たちも楽しみながら取り組んでいる様子。
『NINE』の世界観を最後までたっぷり味わえる、情熱的なフィナーレになりそうです。
🌙 『NINE』で見せる、それぞれの新たな一面
最後に、お三方が公演への意気込みを語りました。
朱鷺さんは、ステファニー・ネクロフォラスならではの強烈さと辛辣さを大切にし、登場するたびに空気を変えられるよう、思い切って役を演じていきたいと意気込みを語りました。
翔さんは、女役として『NINE』に出演できることを貴重な機会として大切にしながら、娘役としてもさらに成長できるよう取り組んでいきたいとのこと。
そして咲彩さんは、鳳月杏さん率いる現在の月組で、この作品を娘役として美しく届けたいという想いを語っていました。
娘役が多数出演する『NINE』。
そして、普段は男役として舞台に立つ翔さんや礼華さんなどが女役として新たな姿を見せることも、この公演ならではの楽しみです。
大人の女性たちが織りなす華やかさと、それぞれがグイードに抱くさまざまな想い。
そこに月組ならではのエネルギーが加わって、どんな『NINE』の世界が生まれるのか。
9月10日の初日がますます楽しみになりました。
📌 公演情報
月組 東急シアターオーブ公演『NINE』
🌙東急シアターオーブ
📅 2026年9月10日(木)~9月27日(日)
📺ライブ中継・ライブ配信
9月26日(土)15:30~
9月27日(日)13:00~ 千秋楽
\🌙月組 大劇場公演🔥/
\🌙月組 東京建物Brillia HALL箕面公演🎬/
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