⭐ 星組『銀二貫』バウ稽古場情報 ー “心に嘘をつかない芝居”に挑む稀惺かずとさん

宝塚歌劇団
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2026年5月28日放送のタカラヅカニュース
「SKY REPORT 星組 宝塚バウホール公演 稽古場情報」を視聴しました。

2026年6月12日(金)に宝塚バウホールで初日を迎える星組公演『銀二貫』について、主演の稀惺かずとさんと演出の鈴木圭先生が稽古場の様子を語ってくださいました。

稀惺さんにとって、バウホール初主演となる記念すべき公演です。
“心に嘘をつかない芝居”という言葉が印象的だった今回の稽古場情報は、作品への期待がますます高まる内容でした。


⭐ 稀惺かずとさんの魅力

鈴木先生は、稀惺さんについて「芝居・歌・踊り三拍子そろっている」という印象を下級生のころから持っていたと語ります。

過去には轟悠さんの退団公演『婆娑羅の玄孫』で初めて芝居稽古を共にし、「下級生なのによくできる」と感じたこと、さらに一昨年の『夜明けの光芒』での再共演時には、その実力がさらに磨かれていたと振り返りました。
稀惺さんには確かな舞台度胸があり、今回の公演でもそれを強く感じていると話していました。




💬 「心に嘘をつかない」芝居へ

稀惺さんは、これまでの自分を振り返り、「うまくやらなければ」「上手くなければいけない」という固定観念に縛られていたと話します。
鈴木先生から過去に「器用にこなすだけで終わらせない」「自分の心に嘘をつくな」と言われた言葉が、今でも深く印象に残っているとのこと。

今回の『銀二貫』では、「上手い・下手ではなく、“自分の心に正直に、お客様に嘘をつかない芝居”を目指したい」という想いを語りました。
鈴木先生も、この作品にはまさにそういう芝居の醍醐味が詰まっていると感じており、テクニックよりも「自分の気持ちや受け止め方がすべてを決める」作品だと稽古を通じて改めて感じているとのことです。


🕯️ 谷正純先生の遺作・再演について

今回上演される『銀二貫』は、昨年逝去された谷正純先生の遺作のひとつ。鈴木先生は、台本を読むたびに谷先生らしさが伝わってくると語り、「先生が訴えたかったこと、言いたかったこと」を大切に守りながら稽古に臨んでいるといいます。

稀惺さんにとって谷先生は音楽学校時代にお世話になった大切な方。その台本から先生の愛を必ず受け取り、お客様にお届けしたいという強い想いを語りました。

鈴木先生は、今回の公演について「谷先生の意思を受け継ぎ、次の世代へ繋いでいく使命がある」と話し、出演者30人全員で、その大切な役割を担っているという強い想いが伝わってきました。
また、2015年に月城かなとさんの初演で生まれたこの作品の再演で、稀惺さんがバウ初主演を飾ることを「誇らしい」と力強く言葉にしていました。

稀惺さんは、初演への敬意と高いハードルを感じながらも、それに挑戦させてもらえるありがたさ、鈴木先生や温かいメンバーたちに支えられていることへの感謝を素直に語っていました。


🎌 日本物への挑戦

星組としても稀惺さん個人としても、本格的な日本物は今回が初めて。
最初は「無駄なものがすべて削ぎ落とされる」という日本物の世界にハードルの高さを感じていたとのことです。

しかし鈴木先生から「男役・娘役といった枠ではなく、自分の心を大切に」という言葉をもらい、「一番大切なのに、一番忘れていた部分だった」と気づいたといいます。
今は「形を作ること」より「稀惺かずとという一人の人間として舞台に立つこと」を大切にしながら稽古に臨んでいます。

鈴木先生も、「ここで泣く」「こう動く」という型にはまるのではなく、人との言葉のやりとりの繊細さや重みを大切にすることが、この作品で向き合う芝居の本質だと語りました。


📖 作品『銀二貫』について

舞台は大坂・天満。主人公・松吉が武士の身から商人として成長していく物語で、大阪ならではの方言にも挑戦しながら、稽古に臨んでいるそうです。

乙華菜乃さんが演じるヒロイン・真帆(まほ)との出会いと純愛も、物語の大きな軸のひとつ。
儚く、すれ違いも伴うその関係性が、芝居を通じて丁寧に描かれる予定です。鈴木先生は「その世界に入り込めたら、とても良い物語を表現できる」と期待を語っていました。


🎭 松吉という役について

稀惺さんは当初、松吉というキャラクターの掴み方に苦労したといいます。しかし次第に、「自分で作る」のではなく「周りの人に育てていただく」のが松吉の本質だと気づき、その日の自分と相手との芝居に素直に委ねるスタイルで臨むようになったとのこと。

乙華菜乃さんとのシーンは特に楽しく、ふたりで話を重ねるたびにさまざまな視点が生まれ、「お芝居って楽しい」と実感できる時間になっているそうです。
鈴木先生は、「噛めば噛むほど味が出る」二人の芝居に、台本やセリフを超えた感情の交わりを感じているそう。稽古場でも大きな手応えを感じている様子でした。


🌟 専科・汝鳥伶さんとの共演

専科から汝鳥伶さんが出演されており、稀惺さんは本読みの段階からその存在感に圧倒されたと話しました。

鈴木先生も、汝鳥さんとの芝居を通じて学べることや吸収できることの多さ、また助けていただける安心感について「大助かり」と笑顔で語っていました。
作品に豊かな膨らみをもたらしてくれていると語りました。


🔥 公演への意気込み

稀惺さんは、毎日の稽古が学びと喜びで満ち溢れていることへの感謝を語りつつ、そのエネルギーをお客様に届けることへの強い意欲を見せました。
劇場を後にするお客様に「楽しかった」と思っていただけるよう、自分にできる精一杯を舞台にぶつけていきたいと力強く締めくくりました。


稀惺さんの真っ直ぐな想いと、それを支える鈴木先生や共演者のみなさんの温かな空気が印象的だった今回の稽古場情報。

谷正純先生から受け継がれた大切な作品が、星組の新たな世代によってどのように繋がれていくのか――。
バウホールで生まれる『銀二貫』の世界に、大きな期待が高まります。

(参考:タカラヅカニュース〈タカラヅカ・スカイ・ステージ放送〉「SKY REPORT 星組 宝塚バウホール公演 稽古場情報」)


📌 公演情報

星組『銀二貫』

宝塚バウホール
6月12日(金)〜 6月27日(日)
📺ライブ中継・ライブ配信
6月27日(土)14:30~


\📖原作作品💰/


\⭐星組 大劇場公演🏍️💖/



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