2026年5月27日放送のタカラヅカニュース
「サヨナラインタビュー 花組 鈴美梛なつ紀」を視聴しました。
5月31日(日)の花組東京宝塚劇場公演 千秋楽にて退団される102期生の鈴美梛なつ紀さん。
10年間の宝塚生活への深い感謝と、自分らしく成長してきた歩みが伝わってくる、温かくて心に沁みるインタビューでした。
🌸 柚香さんの言葉を胸に臨んだ千秋楽
卒業発表からずっと周囲の温かな言葉に包まれてきた鈴美梛さん。千秋楽当日はさらに幸せな気持ちがあふれ、今もその余韻に浸っているとのこと。
その日、心に置いていた言葉があったそうで——かつて柚香光さんが初日や千秋楽のたびに「張り切りすぎずに、いつも通りね」とかけてくれていた言葉を思い出しながら、一日舞台に立っていたと話していました。
📖 『蒼月抄』― 恩師の作品で迎えた、やりがいに満ちた卒業
下級生の頃からお世話になってきた熊倉先生の作品で卒業できることに、深いご縁を感じたという鈴美梛さん。
大好きな日本物作品での卒業という喜びに加え、歌唱の場面や、平家の終焉の中を強く生き抜く女性を演じられたことに、毎日やりがいを感じていたそうです。
🌹 『EL DESEO』― 愛に包まれた、幸せ者の卒業ショー
宝塚の魅力のひとつであるラテン・ショーで卒業を締めくくれることを、公演前から楽しみにしていたとのこと。
退団者としてピックアップされた「リメンバー・ミー」や「クンバンチェロ」の場面では、客席からの温かい拍手と花組の仲間たちの気持ちが毎日幸せをもたらしてくれたと語り、「この作品で卒業できて幸せ者だな」と、その喜びを日々噛みしめていたそうです。
🎭 『ポーの一族』― お芝居を好きになった、忘れられない原点
下級生時代に、明日海りおさん演じるエドガーの幼少期を任されたこの役。当時は喜びより驚きと緊張の方が大きかったそうですが、先生方や上級生のご指導のもと、毎日同じ芝居に向き合う難しさと、新鮮に演じることの大切さを学んだとのこと。
この経験がお芝居を好きになるきっかけとなり、今も忘れられない役だと振り返っていました。
🎊 「宝塚巴里祭2024」― 笑顔あふれる舞台で学んだ、芝居の喜び
出演者全員が同じ方向を向き、常に笑顔でいられる温かい空気感の中で公演できたことがとても楽しかったとのこと。
お客様と近い距離で過ごせる喜びとともに、歌の公演である巴里祭でセリフや芝居についても学べたことに、嬉しい驚きがあったと話していました。
🎵 『Goethe!』― 苦手意識を乗り越えた挑戦と、音楽の力
楽曲のパワーと、魂を込めた出演者たちの芝居・歌に毎日感動し、日本初演のメンバーに加われたことを幸せに噛みしめていたという鈴美梛さん。
色気のある女性「クレプラ」役は自身の苦手意識と向き合う挑戦でしたが、「思い切って挑戦してみよう」という気持ちで果敢に向き合い、上級生として成長を感じられた作品になったそうです。
🌷 大切なことに気づいた10年間
宝塚を目指す時も「自分なんか」と自信が持てず、長い間自分のことが好きになれなかったという鈴美梛さん。しかし宝塚での10年間、同期・上級生・下級生・先生方、そして何よりお客様が存在を認め励まし続けてくれたことで、少しずつ自分を好きだと思える瞬間が増えていったとのこと。
誰かを幸せにしたいと入団したはずが、振り返ってみれば幸せにしていただいていたのは自分の方だったと、感謝の気持ちを込めて語ってくれました。
🌈 最後に
出会い、温かい言葉や気持ちを寄せてくれた全ての方への感謝の気持ちでいっぱいだという鈴美梛さん。
いただいた幸せをしっかりお返しできるよう、東京公演の最後の日まで花組の娘役として全力で駆け抜けたいと、10年間への感謝を込めながら力強く締めくくられました。
“自分を好きになれた10年間”という言葉が、とても印象的だった今回のインタビュー。
たくさんの愛を受け取りながら歩んできた宝塚人生が、鈴美梛さんにとってどれほど大切な時間だったのかが伝わってきました。
残された東京公演の日々が、鈴美梛さんにとっても、見守るファンにとっても、かけがえのない時間になりますように。
(参考:タカラヅカニュース〈タカラヅカ・スカイ・ステージ放送〉「サヨナラインタビュー 花組 鈴美梛なつ紀」)
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