《星》バウ稽古場情報&《花》サヨナラインタビュー泉さん&《雪》Good Day華世さん&《雪》スミレポート109期 2025/01/14

タカラヅカニュース
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SKY REPORT 星組 宝塚バウホール公演稽古場レポート

出演者

中大兄皇子役 碧音斗和
小鈴[百姓の女の子] 鳳花るりな
元スカナビ 二條華

『にぎたつの海に月出づ』稽古場について

碧音

本当にきれいな作品で、ポスターのお二人の本当に麗しい綺麗な空間がお稽古を通して形になっていくのを見ていて、宝塚の日本物ってやっぱりいいなと感じた。

鳳花

この作品に出演するにあたり、宝塚の日本物を観たり、歴史について学ぶ中で、飛鳥時代の美しさに改めて魅了された。
男役さんと娘役さんの美しさが本当に際立つ作品だなと感じながら、毎日取り組んでいる。

役について

碧音

寶皇女の息子、中大兄皇子は歴史に名を遺した人物で、演じられることに感謝している。
また、自分も母親である寶皇女(詩ちずる)も物語の中で年齢が大きく成長していく中で、寶皇女が推古天皇(瑠璃花夏さん)から引き継ぎ、飛鳥を統治していく背中を中大兄皇子は一番に見ていると思う。そんなところも自分の成長過程に織り交ぜつつ、成長をしていった先にある決意や感情を繊細に表現したいと思う。

同期の御剣海さんが演じる【百済の皇子・扶余豊璋(ふよほうしょう)】との場面では、異国の皇子と日本の皇子、それぞれが抱える重みを丁寧に描き出していきたい。

鳳花

「小鈴」は作品のオリジナルキャラクターで、年齢は14歳くらいの女の子と聞いた。ちょうど思春期くらいで大人と子どもの境目を表現するのはとても難しいが、この役では、その微妙な年頃の心の揺れを大切にしている。また、時代背景にある、富裕層ではない環境をどう表現するかも挑戦している。

物語では、極美さん演じる智積(ちしゃく)との出会いが小鈴の成長に大きく影響してくる。智積がとてもカッコよくて、「こんな素敵な大人になりたいな」と小鈴が憧れる気持ちを、自分自身も重ねている。その憧れを抱きながら成長していく小鈴の姿を丁寧に表現していきたい。

悠真倫さんについて

碧音

最初は悠真倫さん演じる【観勒僧正(かんろくそうじょう)[百済人の僧]】の周りにいる修行僧として登場し、お経を唱えているが、それは生身の人間としてではなく、お経そのものが形となり、観勒僧正のオーラをダンスで表現している。
最初は修行僧として登場すると思っていたが、先生から「踊るよ」と言われ、お芝居ではなく身体での表現だからこそ、日本物でも動きを活かし、男役として修行僧として表現したい。

鳳花

悠真さんと直接お芝居で絡む場面はないけれど、いつも自分の演技を見ていてアドバイスをくださる。
悠真さんのお芝居は本当に素晴らしくて、お歌も声に芯があって説得力がある。その姿を稽古場で毎日見ながら、たくさん学ばせてもらっている。

意気込み

鳳花

小鈴の幼少期から、蘇我家に仕え成長していく姿を楽しんでもらえたら嬉しい。
飛鳥の美しい時代に引き込めるよう頑張りたい。

碧音

挑戦となる役だけれど、極美さん演じる智積との関係性や成長を深く表現できるよう稽古を重ねていきたい。
男役としての立ち回りや日本物ならではの所作、着こなしやお化粧にもこだわり、飛鳥時代の美しい世界観を存分に感じてもらえる作品に仕上げたい。

サヨナラインタビュー 花組 泉まいら

宝塚大劇場公演 千秋楽

宝塚大劇場はずっと夢見ていた舞台だったから、もう立てないと思うと寂しさもある。でも、それ以上にここがみんなとたくさんの思い出を共有してきた大切な場所だと改めて実感した。
応援してくれた方々が愛を寄せてくれる特別な場所なんだと感じたし、愛にあふれた公演期間だった。

『エンジェリックライ』

ダンテというカメラマンで記者の役を演じるが、同期の糸月と一緒にお芝居できる瞬間がとても嬉しい。『はいからさんが通る』をはじめ、これまでたくさん一緒に舞台に立ってきた同期だから、すごく安心感がある。
特に好きなのは、最後のシーンで同期が近くにいて、悪魔フラウロスを見て、マリオ警部がすぐ近くにいて、記者仲間たちがアザゼルとエレナを見ている場面。ここはぜひ注目してほしい。

『Jubilee』

中詰めの場面で男役の同期が揃い、星空の歌に合わせて聖乃一ノ瀬と近くで踊る時間が懐かしくも刺激的で、とても幸せ。お稽古場からみんながそれぞれ一生懸命に自分を表現しようとしている姿に心が動かされる。また、永久輝と星空の後ろで歌う瞬間が本当に幸せに感じる。
黒燕尾の場面では退団する方々と踊る時間があり、その中で同期の聖乃と一緒に踊れるのが、ずっと大切にしたい思い出。

『MESSIAHー異聞・天草四郎ー』新人公演

代役として瀬戸かずやさんの渡辺小左衛門を演じることになり、これまでに経験したことのない懐の深い役に挑戦する中で、自分に足りないものを多く感じた。その時、多くの人に助けられながら、大劇場の舞台に立つことができたが、正直なところ自分の中では納得できていなかった。
東京公演では、自分の課題に向き合って新たに挑戦することができた。そして、最後の大立ち回りの場面で戦っている最中、自分の中で胸が熱くなる瞬間を舞台上で感じることができ、その時の感動は今でも忘れられない思い出。

『舞姫』

岩井を演じる中で、小心者な一面が自分と重なり、聖乃が演じる太田くんに引っ張ってもらいながら、強さをもらっていた。岩井の小心者な部分は自分にも共通していて、聖乃がその面でも自分を導いてくれたと思う。毎日お芝居をする中で、最終的には岩井のように強くなりたいと常に感じていた。

『Liefieー愛しい人ー』

聖乃が演じるダーンの先輩記者であるジェームスの役は、たくさんの愛を持った人物だと感じている。
ダーンに対して「逃げるな」と強く言って歌う場面があり、その時、自分自身にも「役から逃げるな」というメッセージを感じ、役からのエールをもらった作品だった。

宝塚生活を振り返って

舞台に立てるのは、見に来てくださるお客様がいるからこそだと感じている。同期や花組の皆と過ごした11年間一緒に過ごせた時間は私の宝物で、これからもその縁を大切にしたいと思っている。

Good Day 雪組 華世京

タカラジェンヌの理想の休日を教えてもらう「Good Day」、今回は雪組の華世京さん。
華世さんの大好きがたくさん詰まった休日が紹介されていました。

朝が苦手という華世さん。起床は少し遅めに8時
色々準備して、9時に朝食が自宅に届く。内容は大好きなbillsのリコッタパンケーキ
その後、車で移動し9:30にずっと行きたかった三重県の伊勢神宮へ。(移動時間はSFで)御朱印集めも始めたので、伊勢神宮の御朱印もいただく。
11時おかげ横丁を散策してお土産に大好きな赤福を購入。
11:30伊勢うどんを食べる。太目のうどんが好み。
車で移動し、13時に京都の鈴虫寺へ行く。願いを一つだけ叶えてくれるお寺と聞いたので、お願い事をしたい。
14時八坂神社へ。高校の時にも行ったが、運気と御朱印をいただきたい。
15時お抹茶を飲む。小学校のときに茶道部で、お茶を立てるのも好きだが、本場のお抹茶を楽しみたい。共に白玉あんみつも食べたい。京都にはたくさんの抹茶を使ったスイーツがあると思うので、オススメがあったら教えてほしい。
17時に車で明石海峡大橋を渡り淡路島へ行く。夕方に明石海峡大橋を渡りたいという夢がある。
18時海辺で1人でBBQ。波の音を聞きつつ、美味しいドリンクを飲み肉を焼いてゆっくりしたい。
23時帰宅してアニメを見る。アニメは毎日のルーティーン。今見ているのは「ハイキュー‼」ちなみに3周目。元気を出したいときはいつも見ている。
25時就寝

伊勢神宮や京都を訪れ、食べ物や御朱印集めを楽しむ一方で、静かな海辺でBBQをしながら自然を感じることも素敵ですね。
最後にアニメでリフレッシュするところも、心の安らぎを大切にしている様子が伝わりました。

スミレポート 雪組 109期

桜菜さくらな みのり 愛称:みのり 出身:大阪府茨木市

今特に頑張っていること

読書
元々本を読むのが好きだが、『フォルモサ!!』で縣さんが演じているサルナマザールさんがたくさんの本を読んで何にでもなれる姿を見て、自分も今まで読んでこなかった本を積極的に読んで新しい引き出しが作れるように頑張っている。今は動物や毒草の本を読んでいる。

挑戦してみたいこと

ラップ
ラップはテンポが良く、歌詞が早いため、リズム感や速く話すことにも繋がる。歌えるようになったらカッコ良いなと思うので、挑戦してみたい。

抱負

もっともっと娘役として成長できるよう、これからも感謝の気持ちを大切にし、精進していく。

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1/15(水)のタカニュは…
雪組 KAAT神奈川芸術劇場公演 千秋楽
など…
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