《花》新人公演トーク2&《宙》109期紹介 飛月さん 2025/08/20

宝塚歌劇団
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花組 新人公演トーク Part2

出演者

美空 真瑠(神官シャフト:本役 峰果 とわ)
鏡 星珠 (ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ:本役 輝月 ゆうま)
真澄 ゆかり(アネット・ラーネッド:本役 美羽 愛)
宇咲 瞬 (リヒター・ベルモンド:本役 聖乃 あすか)
七彩 はづき(リサ・ツェペシュ:本役 朝葉 ことの)


夏希さん・彩葉さんとの芝居について

鏡さん

悪魔城の逆さ城になってからの場面はすごく大切にしていた場面ではあったが、お稽古の一番最初に抜き稽古という形でその場面だけやったときに、すごく得られた感覚というか、そこまで突き詰めて話し合ってやっていたわけではないんだけども、感じ合うという意味で、アルカードが夏希さんだったからこそリアルに感じられるものがあった。

心がこんなに動く役ってなかなかないなと思えるくらいの感覚を得られたので、最初に得た感覚は大事にしたいと思いつつ、それをなぞるのではなく、本番に向けてどんどん深めていくであったり、同じものをやるのではなく、毎回生まれてくる感情がドラキュラ自身の本来持っていた人間としての感覚になったらいいなと思っていた。

だから東京に向けても、もっとそのとき感じたものを大事にしていきたいと思っていた。

七彩さん

普段のお稽古は自分の役、セリフや歌など自分のことばかり考えていて、自分の時間に使ってしまうが、今回は”母”として、夏希さんがお稽古されているところをちゃんと横で見ていたいなって思った。

普段の夏希さんのお姿、長の期さんとしてみんなをまとめているところだったり、立ち回りの練習で引っ張っている姿とかも、二個上さんではあるんだけれど、そういう姿も「愛おしいな」と思える感情を大切に作っていきたいと思っていて、見守る側としてこの気持ちを最後の場面にもっていけたらいいなと思っている。

宇咲さん

彩葉ちゃんとはこの作品、冒頭からいきなり魔王城に2人で乗り込んでいく。
元々関係性があったうえで物語が始まるので、台本に書かれていない部分…リヒターとマリアとの出会いというところを一緒に「こうかな?」「ああかな?」と考えたりした。

始まりの部分、乗り込んでいくまでの関係性であったりというところを、マリアの姉であるアネットとも一緒に考えていて、台本にない部分を一緒に話し合って創り上げていったなという感覚がある。


それぞれの役について

美空さん

伯爵への愛、これは激重でいかせてもらっている。
アルカードに対する嫉妬ではないけれど、血が通っていながらもお父さんのことをないがしろにして、反発していく人を見て、自分は血は通っていなくてもひたすら蘇らせたりするのを手伝ったりしている。
そうした上でのアルカードとの関係を描かれたりは全くないんだけれど、考えたりはしている。

鏡さん

このお話のテーマの一つでもある「親子愛」であったり、息子が父親と母親を背負っていくっていう意味でも、息子への感覚って分からなさ過ぎて。
撮影で赤ちゃんをろくに抱えられなかったということで、ある方にちょっとお願いして、今ちょうど生まれたての赤ちゃんと触れ合わせてもらえる機会を(七彩さんと)一緒にいただいた。

七彩さん

お父様(鏡さん)の方が泣かなかった。
やっぱり私は抱き方が不安定なんだと思って…首の高さが悪いのかなぁとか、そこでも未熟さを感じた。

宇咲さん

自分に力を与えてくれる、なくてはならない存在っていうものがあった時に、アネットが人質に取られてしまう…といったところで、「人って究極になった時って冷静な判断ができないんだな」っていうことをすごくすごく思っていて。
そんな中でアネットを失ったからこそ、ある意味でリヒターってアネットの存在に執着しすぎていたのかなと思う部分もあった。
それを失ったことによって、ちゃんと救いたいと思うその気持ちの強さであったりっていう部分がリヒターの本当のアネットへの愛なのかなって。
それをリヒター自身も気づいていくのかなと思っていた。

真澄さん

「この人のことを理解したい」って思うほど、離れてる時も私が一番彼のことを分かってるから、周りにどんなに脅されても「絶対来る」ってわかってるみたいな感じで、すごく強くいられたかなって思っていて、だからそれが最後の場面にも繋がっていったのかなと感じている。


本役からのアドバイスと東京新人公演の意気込み

七彩さん

新人公演を終えた後も朝葉さんからは色々言ってもらい、悔しかったなと思うのが、「演じる私」というものが見えてしまうと、どうしてもその役としてお客様が見るというところに行けない、というところを指摘してもらった。
七彩がリサを演じてはいるけど、そこがちゃんと一つになった瞬間がやっぱり見えないところが課題だなと思った。

東京に向けては、何度も言っているが、母としての包容力や母性といった部分をさらに深めつつ、新人公演メンバー全員が本番を楽しんでできるよう、最後までお稽古を頑張りたい。

宇咲さん

聖乃さんからは「今、自分見られてる」という意識を、新人公演だけでなく本公演からもっと意識するべきで、それがその役としての存在感につながるのではないかと言われた。
リヒターに対して「この役はこうで」というアプローチの仕方ではなく、今回は自分自身を成長させるためにも、自分のことを知る機会をもらっているのだと感じている。

東京公演に向けては、リヒターを生きる部分で自分ともリンクさせ、自分のことも成長させられるように、まっすぐ聖乃さんにどんどん食らいついてお稽古に励みたい。

真澄さん

美羽さんからは、「もっとこのゲームの世界観にどっぷり浸かって、ゲームの作画であることを意識し、みんなが作ってくれているものに乗っかる」ことや、「相手役を感じる」こと、「その瞬間に生まれるものを大事にする」ことを教えてもらっている。

どうしても頭でっかちに考えすぎてしまうのが自分の課題だが、東京の新人公演ではもっと自由に、役として舞台上で呼吸できるようになり、いろんなことにトライできたらいいなと思っている。

鏡さん

ドラキュラとしては、輝月さん自身も舞台に立ってから見えるものや感じるものが、公演が始まってから得られたものによって色々変化し、たくさん気づきがあったとおっしゃっていた。
自分も実際に宝塚の大劇場で踏んだからこそ味わえた感覚が明確にあり、これをどう自分の中に取り込んでうまく活かせるかで、”ドラキュラ”としても、”鏡”という役者としても大きくなれると思う。

改めてその舞台を一度経験し、もう一度できる意味をしっかり感じて感謝し、東京公演ではそれを踏まえて大きくなれるように頑張りたいと思っている。

美空さん

峰果さんからは、エネルギーという部分について、「もうちょっと自分自身も、役者としてもだし、シャフトとしても、全身から出るエネルギーを大きくするにはどうしたらいいんだろうね」と言われた。それは東京まで一緒に考えようとおっしゃってくださったので、その言葉に甘えて、今も毎日いろいろ話させてもらっている。
役に対してリスペクトがあれば役とは仲良くなれると思うので、その部分をもっと深めたい。

東京公演では、みんなで作品を作っている新人公演メンバー全員で一つの作品を作っているという意識をさらに強め、自分自身もそうだが、みんながこの作品にどうアプローチしていくかをもっと濃くできれば、一人ひとりも、真ん中に立っている夏希もどんどんキラキラと輝けると思う。
そのお手伝いが少しでもできればと思うので、一生懸命頑張りたい。


Part2では、主役とヒロインとのお芝居や、それぞれの役について、本役さんからのアドバイス、そして東京での新人公演に向けての意気込みが語られていました。

8月28日の新人公演では、どのように成長した姿を見せてくれるのか、とても楽しみです✨

\🌸花組 大劇場公演🦇🌙/


スミレポート 宙組 109期

飛月 夏純ひづき かすみ 愛称:しょの、なつじゅん、しょーぐん 出身:千葉県四街道市

【どんな男役になりたいか】
身長が高いことと手が大きいことは、自分のなかで武器になると思うので、今苦手な踊りをもっともっと練習して、ダイナミックで存在感のある男役になりたい。

【特技】
和太鼓

幼いころから習っていて、地元のお祭りや発表会などで太鼓を叩いたり、釣鐘を鳴らしたりするのが大好きだった。

【抱負】
男役として毎日舞台に立てる喜びをかみしめながら、宙組の舞台に少しでも花を添えられる男役を目指して、これからも精進していきたい。

\💃💃💃109期生 初舞台作品💃💃💃/



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8/20(水)のタカニュは…

雪組宝塚バウホール公演 初日

SKY REPORT
雪組 御園座公演 突撃レポート

など…
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