花組 宝塚大劇場公演 稽古場風景
今週末から始まる花組公演『悪魔城ドラキュラ』『愛, Love Revue!』の稽古場の様子がタカラヅカニュースで放送されました。
まずはお芝居『悪魔城ドラキュラ』。
ゲームが原作ということで、どんな舞台になるのか想像がつかなくて、稽古場映像を楽しみにしていました。
実際に映像を見てみると、表情やセリフまわしからは、少し不穏な雰囲気が感じられて、世界観への期待がふくらみました。ゲームで使用される曲も少し流れていたので、とてもワクワクしました。
また、小道具の大鎌が段ボールでできていたのですが、かなり大きくて、実際に舞台で使用する物は迫力がありそうです。
ショーの『愛, Love Revue!』はタイトルの通り、明るくて華やかな雰囲気がありました。
聞きなじみのあるクラシックの曲もあって、宝塚の伝統的なレビューになりそうです。
全体的にまだ稽古のごく一部でしたが、それでも開幕が近づいている感じがして、気持ちが高まってきました。
本番でどんな舞台が観られるのか、今から楽しみです。
\🌸花組 博多座公演🪄/
\🌸花組 大劇場公演🪽/
SKY REPOORT宙組 東急シアターオーブ公演 稽古場レポート Part1
桜木 みなと(ディエゴ/ゾロ役)
瑠風輝(ラモン)
スカレポ:小春乃 さよ(リタ/カミラ役)
■ 稽古場の雰囲気は?
ずっとみんなでフラメンコの練習をしていて、本格的すぎて熱気がすごい。
先生から「目がいいね」と言われるほど、みんな集中していて、私も刺激を受けている。
フラメンコは外から見ているだけでも、没頭している姿勢がすごく伝わってきて…「あ〜、出たかったな」って思うくらい(笑)
でもその分、稽古場の熱量を感じながら、自分の役に向き合っている。
■ ミュージカル『ゾロ』の発祥と今作の特徴
ミュージカルはロンドンのウエスト・エンド発。
今回は谷先生が手がける、オリジナルのセリフと構成で描かれている。
ゾロは世界各国にいろんなバージョンがあるけど、今作はすごくカッコよくまとまっていて、魅力的な作品ではないかと思う。
■ 演じる役について
兄へのトラウマを抱える青年が、仮面をつけて勇気を出していく物語。
兄弟間の嫉妬や葛藤が軸になっていて、兄ラモンとの関係性がとてもリアル。
先生から「女のほうが強くて、男のほうが弱いんだよ」と言われたことが、役づくりのヒントになった。
こじらせ系の兄。
愛に飢えていて、幼少期の回想シーンは自分でも「うっ…」となるくらい。
闘牛士のマントがないと自分を保てないような、弱さを抱えたキャラ。でもそれを隠すために強く見せている、そんな複雑な役どころ。
■ 生演奏×フラメンコで魅せる舞台
今回の舞台では、なんと舞台上でフラメンコギターの生演奏!
無音から足音だけで始まるシーンや、「Ole!(オレ!)」「Vamos alla!(バマァジャ)」など、「ハレオ(スペイン語の掛け声)」が飛び交うシーンもあって、まさにライブ感満載。
稽古が進むたびに「ハレオ」が自然に増えているそうで、みんなの熱が伝わってきます。
その他の役について
■ ヒロイン・ルイサとの関係
春乃さくらさん演じるルイサは、まさに強い女性。
幼なじみの3人(ディエゴ・ラモン・ルイサ)として物語が進んでいきますが、子供時代からの関係性があるからこそ、より想像しやすい。
私は剣を突きつけているのに、彼女は怯まずに近づいてくる。
それくらい信念が強い女性。
■ もう一人の強い女性・イネス
天彩峰里さん演じるイネスも素敵な女性。
どっしりとした存在感をどう出すか、今まさに模索中のようですが、見たことのない峰里ちゃんの姿が見られそうで楽しみ。
ずんさん(桜木さん)が翻弄されてる姿も面白い。
みんな新しい挑戦をしていて、それが積み重なっていく空気が素敵。
■ 娘役2人のダンスシーンも見どころ!
ルイサとイネス、娘役2人がセンターで踊る場面もあり。
女性が力強く活躍する場面が多いのも、この作品の魅力の一つのようですね。
■ ラモンと兵士たちとのやりとり
ガルシア役の風色日向さんが、また良いキャラ!
イネスとの関係も素敵で、「ガンバレ〜!」って応援したくなる。
ナンバーも良くてほっこりする。
Part2へ続く・・・
\🪐宙組 大劇場公演🕺/
【知っトクTAKARAZUKA】花組『悪魔城ドラキュラ』後編ドラキュラの“世界観”を深掘り!
宝塚の公演をより楽しむための事前学習コーナー「知っトクTAKARAZUKA」。
花組公演『悪魔城ドラキュラ』をテーマに、脚本・演出の鈴木圭先生から伺った“知っトクポイント”を二つ紹介され、今回はポイント二つ目の後編が放送されました。
二つ目のポイントはズバリ「ドラキュラの世界観」について。
ナビゲーターは引き続き、ナレーションを凛乃しづかさん、リポーターを羽立光来さんが担当。
そして、ドラキュラについて教えてくださるのは、ルーマニア在住でルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学 日本文化センター所長及び神戸市外国語大学 客員研究員を務める角悠介(すみ・ゆうすけ)先生です。
ドラキュラとは誰なのか?
角先生によれば、小説『吸血鬼ドラキュラ』は1897年、アイルランドの作家ブラム・ストーカーによって書かれたフィクション作品。
主人公であるドラキュラ伯爵は、ルーマニア・トランシルバニア地方の貴族で、吸血鬼というダークヒーローとして描かれています。
実はこのキャラクターのモデルになったとされる人物が、実在した歴史上の人物「ヴラド3世」。
15世紀にルーマニア南部のワラキア公国を治めた君主で、オスマン帝国に対抗する戦いの中で、敵兵を串刺しにするという苛烈な戦法をとったことから「ヴラド・ツェペシュ(串刺し公)」とも呼ばれています。
今回の公演の主人公アルカードの父が“ヴラド・ツェペシュ”という名前なのも、この由来からなんですね。
ルーマニアとドラキュラの関係
ドラキュラの舞台となるトランシルバニア地方から、現地の景色も中継で紹介されました。
しかし、意外にもルーマニアの人々にとって、小説『吸血鬼ドラキュラ』はあまり馴染みがないとのこと。
というのも、作者がアイルランド人であるため、ルーマニアでは外国文学として扱われており、思い入れのある作品というわけではないそうです。
ただし、観光の面では大きな影響があり、ドラキュラ伯爵にまつわるゆかりの地として、世界中から観光客が訪れているのだとか。
「ヴァンパイア」と「ドラキュラ」の違い
公演では“ヴァンパイアハンター”が登場しますが、そもそもドラキュラとヴァンパイアって何が違うの?
角先生によれば、
つまり、ドラキュラは「特定のキャラクター」、ヴァンパイアは「種族や存在そのもの」という違いがあるようです。
ちなみに、ヨーロッパの土葬文化では、死後に自然現象として口から血がにじむことがあり、それが「死者が蘇って血を吸っている」と信じられたことが、吸血鬼伝説の始まりではないかという興味深いお話もありました。
公演前に“知っトク”を!
ドラキュラの名前の裏にある歴史、現地の人々の思い、そしてフィクションとしての魅力──
背景を知ることで、舞台『悪魔城ドラキュラ』の奥行きがぐっと深まります。
この「知っトクTAKARAZUKA」で学んだ知識を胸に、公演を楽しみに待ちたいですね。
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6/6(金)のタカニュは…
SKY REPOORT
宙組 東急シアターオーブ公演
稽古場レポート Part1
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宙組 KAAT神奈川芸術劇場公演
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など…
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