🌙鳳月杏さん、受賞の笑顔に込めた想い

10月17日放送のタカラヅカニュースで「anan AWARD 2025」の授賞式の様子を視聴しました。

今回「ステージ部門」に「宝塚歌劇団」が選ばれたということで、代表として月組トップスターの鳳月杏さんが登壇。
東京公演を終えた後に会場へ行き、ステージに登壇されたとのことでした。

鳳月さんは、宝塚がこのような場に招かれたこと自体を光栄だと語り、
「代表としての喜びとドキドキを感じている」と穏やかに笑顔を見せていました。
その言葉からは、長い歴史を背負う舞台人としての責任と誇りが伝わります。

「anan」の特別号で各組トップスターが表紙を飾った際の話題にも触れ、
それぞれの個性を尊重した誌面作りに感謝している様子でした。
鳳月さん自身も、他のスターたちと並んだ表紙を嬉しそうに振り返っていて、
誌面越しに“宝塚の多様な魅力”を感じられる企画だったのだと伝わります。

鳳月さんの撮影はホテルの一室で行われ、カメラマンの光の使い方が印象的だったそう。
普段の舞台とは異なる自然体の表情を引き出され、
「見たことのない自分に出会えた」と語る姿がとても印象的でした。

普段は宝塚専門誌の「歌劇」や「宝塚GRAPH」が中心ですが、一般誌「anan」への登場は
多くのファンにとって新鮮で、嬉しいニュースだったようです。
鳳月さんのもとにも喜びの声が多く届いたとのことで、
ファンと一緒に喜びを共有する温かさを感じました。

宝塚をまだ知らない人にも興味を持ってもらえたら──
鳳月さんの言葉には、そんな想いが込められていました。
写真やインタビューを通じて、「舞台の世界に触れてみたい」と
感じてもらうことが彼女の願いなのだと伝わってきます。

最後に、日頃の応援への感謝を丁寧に述べ、
「この賞に恥じぬよう、舞台の素晴らしさを伝えていきたい」と語っていました。
その一言に、トップスターとしての責任感とまっすぐな想いが感じられます。

取材の場面では、「組の結束力」を大切にしていると語られました。
同じ仲間と日々舞台を作り上げる中で、
「自分が誰よりも健康で、のびのびと舞台に立つことが大事」と。
まさに、周囲を明るく照らすリーダーそのものの言葉でした。

授賞式後のコメントでは、
「2025年の顔」として他の著名人と並んだことに感謝を述べながら、
「これからも観客の皆様に楽しんでいただける舞台づくりを続けたい」と締めくくられました。
その落ち着いた語り口からは、鳳月さんらしい上品さと芯の強さが伝わります。

鳳月さんの一言ひとことに、舞台人としての誇りと優しさを感じました。
これからも鳳月さんや宝塚歌劇団の舞台を、心から応援していきたいと思います。

（参考：タカラヅカニュース〈タカラヅカ・スカイ・ステージ放送〉「anan AWARD 2025 授賞式」）

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