《雪》東京千秋楽＆《花》スカレポ交代式　2025/06/24

❄️夢白あやさん退団のお知らせ
今日のタカラヅカ・ニュースでは冒頭で、雪組トップ娘役・夢白あやさんの退団のお知らせが流れました。
昨日発表がありましたが、こうして改めて画面を通して伝えられると、本当に退団されるのだなと実感が湧いてきます。

雪組　東京宝塚劇場公演　千秋楽
花組　スカイ・レポーターズ交代式

雪組　東京宝塚劇場公演　千秋楽

組替え者挨拶（雪組→宙組へ）

愛すみれ（95期）

17年の間、朝日が美しく輝く雪の中で育てていただいた感謝を忘れず、また恥じることのないよう、明日からは宇宙のように広い大空に向かって、私らしく邁進してまいりたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

叶ゆうり（97期）

12月に組替えの発表があってから約半年間、雪組の皆さま、そして雪組を愛するファンの皆さまの温かさを、より強く感じる日々でございました。
ここまで育てていただいた感謝を忘れず、明るく頼もしい愛さんと共に、宙組に行ってからも精一杯精進してまいりたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

退団者挨拶

久城あす（94期）

【お花渡し】
　組：朝美絢
同期：杏野このみ

入団してから18年間、何度も卒業を考えたことがあった。
自分自身に悩んだ時、大好きな歌を歌うことが怖くなった時、たくさんの悔し涙を流してきたけれど、この公演が始まってから、私が唯一流した涙は、幸せの涙だった。

この宝塚人生で、叶えられなかった夢もあるけれど、夢を叶えることよりも、夢を持つことの大切さを、この世界が私に教えてくれた。

どうかこれからもずっと、宝塚歌劇が、お客様にとって、そして舞台をつくるすべての人々にとっても、夢の世界であり続けることを祈っている。

今まで本当にありがとうございました。

朝美絢さん挨拶

１

春から初夏にかけて、エネルギーあふれるこの季節を、みなさんと一緒に無事に駆け抜けることができたこと、本当に嬉しく、今は「やりきった」という思いでいっぱい。

連日、暑い中でたくさんのご声援を届けてくださったお客様には、心から感謝している。
本当にありがとうございます。

この公演は今日でハッピーエンドを迎えるけれど、明日から始まる新たな物語がどんなものになるのか、今はワクワクする気持ちでいっぱい。

これからもここにいる全員を見守っていただけたら嬉しい。
5月3日から本日まで、本当にありがとうございました。

２

この公演で、少しリニューアルオープンした雪組の新たな一歩、そして卒業という大きな一歩を踏み出す久城さん、さらに宙組へ大股で一歩を踏み出す愛と叶、それぞれの物語はここまでが「オーヴァーチュア」──序章にすぎなかった。
これから本編が始まると思うと、本当に楽しみで、私たち雪組も負けていられないなと思う。

これからも、ここにいるみんなを見守ってもらえたら嬉しい。

本日まで、本当に……暑い日々だったけれど、いろんな意味で熱い時間だった。
ここまでみんなで、ここにいる奇跡をかみしめながら、今この瞬間に立っている。
だから……本当に、ありがとうございました。

朝美絢さん＆久城さん

センターに並んだ2人。朝美さんが「今、私たちセンターを割って“漫才コンビ”のように立たせてもらってますけれど、どうですか？今のお気持ちは」と話を振ると、久城さんは「東京公演7週間という長丁場を、みんなで元気にこの日を迎えられたことがまずは何よりも幸せ。横に新トップスター・朝美絢が元気でいてくれることが…」としみじみ語ります。

すると朝美さん、「私がMCなんです（笑）」とすかさずツッコミ。久城さんが「大好きやから、MC」と返すやりとりには、長年築いてきた信頼と絆がにじみ出ていました。

さらに「何か言い残すことは？」と問われた久城さんが「大丈夫です」と言いつつも、「今何時だろう？」とボケると、朝美さんが「お前にマジよ」と。このやりとりからは、舞台裏でも本当に仲の良い2人の関係が伝わってきます。

そして、ついにその瞬間が。
朝美さんの「あすさん、今何時ー！？」に、久城さんが「お前にマジーーー！」と全力で返し、客席からは大きな拍手と歓声が巻き起こりました。

最後に朝美さんは、「この仲間でしかできない公演だったと実感しています。あすさんの門出を祝い、宙組に組替えする愛と叶の活躍も楽しみにしています。雪組として、これからもまだまだ本編は続いていきます。本当に今日までご声援ありがとうございました」と客席に向かって深く感謝の気持ちを伝え、晴れやかな笑顔で締めくくりました。

雪組千秋楽「アイアイアイアイ」ラストコール

客席が立ち上がっているのを見て、朝美さんが「やりたいですか？」と一言。

大劇場では「東京公演でも、もし気分が乗ったら一緒に“アイアイアイアイ”の掛け声を」と呼びかけて、練習もしていましたね。
そして東京公演本番、客席からはあたたかく声が上がり、舞台を大いに盛り上げてくれていたそう。

でも中には「声を出したかったけど出せなかった」「隣の人が出してなかったから遠慮してしまった」という方もいたのでは？と朝美さん。だからこそ、最後にみんなで声を出してみよう、という流れに。

「私たちが“アイアイアイアイ”と言ったら、みなさんも“アイアイアイアイ”と返してください。2回繰り返します。ぜひ、一緒に。」

＼アイアイアイアイ！／
＼アイアイアイアイ！／
＼アイアイアイアイ！／
＼アイアイアイアイ！／

客席からは揃った大きな声と拍手。2階席の様子もしっかり見えていて、その一体感に舞台上も笑顔に包まれていました。

朝美さんは「5月3日の初日から本日まで、ご声援本当にありがとうございました。みなさん、元気でお過ごしください。」と。

あたたかい声と心でつながったラスト。
まさに“ハッピーエンド”にふさわしい千秋楽の締めくくりだったと思います。

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花組　スカイ・レポーターズ交代式

花組スカイ・レポーターズとして約4年間活躍された羽立光来さんから、次期レポーターへとバトンが渡されました。

羽立光来さんのスカレポ振り返り

羽立さんが就任したのはコロナ禍。
はじめは1人体制でインタビューなどを担当されていましたが、春妃うららさんとの2人体制になり、相方がいることの安心感を感じるようになったそうです。
その後、凛乃しづかさんがパートナーとなり、場を明るくしてくれる存在に支えられたことで、リラックスして活動ができたとのこと。

思い出深いコーナー

キャトルレーヴ訪問回
　キャトルレーヴでは華雅りりかさんと一緒に商品紹介をすることがあり、中でもクリスマスの回では即興でオープニングで歌を披露。
リズムに乗りながら歌を歌い、最後にはポーズも決めるというチャレンジ精神が光る内容でした。
全国ツアー「悲しみのコルドバ」公演だより音声収録
　バスの中で音声収録をしたエピソードも印象深く、羽立さんは「聞いている方に楽しさが伝わるように」と、華雅さんと一緒に“台本のようなもの”を考え、メンバーの協力も得て、より良いものに仕上げたそうです。
ストレッチ番組
　ピンクのジャージ姿で、凛乃さんがカウントを取りながら進めた様子は「まるで本物の先生のようだった」と振り返っていました。
知っトクTAKARAZUKA
　公演の深掘りを通じて、観劇をより楽しんでもらいたいという思いで取り組んでいたことが語られました。レポーターズとして関われたことに深い感謝を感じているそうです。

レポーターズ経験を通して

カメラの前で話すことに慣れないところからのスタートだったという羽立さん。
しかし、突撃レポートや稽古場レポートを通じて、普段からの作品の見方が変わり、舞台に立つ者としての意識が深まったと語っていました。
また、視聴者からの温かい感想やお手紙がモチベーションとなり、画面越しにも想いを届けられていると感じられたことに、心から感謝しているとのことでした。

相方凛乃しづかさんへ

最初は話題の振り方も探り探りだったけれど、今では自然に呼吸が合うように。
息の合ったコンビがここで終わってしまうのは残念ですが、「本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝えていました。

次期花組スカイ・レポーターズの紹介

次期花組スカイ・レポーターズは花組トップスターの永久輝さんと同期の97期生紅羽真希さん。

抱負

花組の魅力をしっかりお届けできるよう、精一杯務めたいと思います

羽立さんから次期スカレポへメッセージ

紅羽さんへ

まいこつ（紅羽）は楽しくてみんなに愛される人。
良い空気感でレポーターズを引っ張ってくれると期待しています。

凛乃さんへ

すでに慣れてきていると思うけれど、まだ開花していない面白い一面もこれからどんどん出していってほしい。
花娘としても、楽しいお姉さんとしても、まいこつと素敵なコンビになってほしいです。

羽立さんから視聴者の皆さまへ