夢白あや退団発表記者会見
雪組トップ娘役・夢白あやさんの退団記者会見の様子がタカラヅカ・ニュースで放送されました。
会見では理事長のコメントや、夢白さんご自身の言葉で退団を決意した経緯、相手役や仲間への想い、そしてファンへのメッセージが語られました。
夢白さんの会見
◆ 退団を決意した経緯
退団を決めたのは、『ベルサイユのばら』東京公演の千秋楽の日。
以前から“鐘が鳴る”という表現を聞いていたが、実際その瞬間が来たのだと感じた。
彩風さんが袴姿で大階段を降りて来られた時に、次にそこに立つのは自分だと確信した。
その後、『愛の不時着』のお稽古が始まる前に、劇団に意思を伝えた。
◆ 相手役・朝美絢さんへの報告
『愛の不時着』のデュエットダンスの振り付け終わりに、朝美さんにお伝えした。
朝美さんには“あやちゃんが決めたことは全力で応援するよ”、“後悔はないの?”と温かく、力強く受け止めていただき、とても心強かった。
◆ 彩風咲奈さんへの報告
東京で『ROBIN THE HERO』『オーヴァチュア!』をご観劇くださった日にお伝えした。
“その決断ができる日が来て良かった”と言ってくださって、とても嬉しかった。
◆ 雪組の仲間たちへ
東京公演の千秋楽前日に伝えた。
温かく受け止めてくださり、“最後までよろしくね”や“楽しく過ごそうね”という言葉をいただいた。
下級生は涙ぐんで“寂しいです”と話してくれましたが、“まだ8か月一緒だからね”と伝えた。
朝美絢さんとの約1年
コンビを組む前に全国ツアーでご一緒していたこともあり、安心して新たな雪組をスタートできた。
組替えして来た当初、経験者にしか分からない悩みも相談できたのが朝美さんで、いつも温かいアドバイスをくださる存在だった。
最後までその背中を追いかけていきたいと思っている。
印象に残っている作品・役
お披露目公演『BONNIE & CLYDE』では、役になりきって舞台に立つことの幸せを実感した。
また、『ベルサイユのばら』のマリー・アントワネット役は、私自身の転機になった。
入団前にこの作品を観たことはなかったが、実際に向き合ってみて、これほど人の心を動かす作品があるのだと感じた。
舞台に立つ日々が充実していて、娘役として区切りをつけるタイミングになったと、今は思っている。
ファンの皆さまへ
いつもご声援をありがとうございます。
最後の日まで私らしく、そして宝塚の娘役としての姿を追求し続けたいと思っております。
どうか見守っていてください。
退団まで残された時間のなかで、夢白さんが見せてくれる“娘役の集大成”に、改めて期待が高まります。
\❄️雪組 大劇場公演🏹/
SKY REPORT星組 東京宝塚劇場公演 稽古場情報
暁千星
白妙なつ
娘役初挑戦の暁千星さん、その手応えは?
暁さんは今回、女役(娘役)に挑戦。
男役からの視点とはまったく異なる感覚に日々新鮮さを感じているようで、
「終演後、またやりたいと思ってしまうくらい楽しいです」
と満面の笑み。
ただし、初日は「お客様が“大きい女”をどう受け止めるか、緊張していた」とも明かしました。
守られる側としての発見と試行錯誤
男役から女役への切り替えで最も驚いたのは、“守られる側”の感覚。
「“え?今守られてる?”って感じで、ふわふわしてます(笑)」
声のトーン、仕草、ドレスの扱いまで細やかに練習し、
「刀を持つ場面では安心感があるけど、手が空いてるとどうしていいか分からない」
というリアルな葛藤も語っていました。
デュエットシーンと“8場”の見どころ
トップスター礼真琴さんとのデュエットシーンは、
「毎日ドキドキしながら“素敵だなぁ”と思って演じています」
と語る暁さん。
特に恋が芽生えてから阿修羅になるまでを描いた8場の流れは、物語の要として大切に演じているそうです。
白妙なつさん、退団公演で本格立ち回りに挑戦
白妙さんは、今作品が卒業公演。
阿餓羅(あがら)役として本格的な立ち回りに挑戦しています。
「最後にこんなに重い衣装で立ち回るとは思いませんでした(笑)」
退団同期の紫りらさん、専科へ組替えする小桜ほのかさんと3人で、記憶に残る存在感を目指しているとのこと。
「礼×暁」の守り守られ関係が尊い…!
白妙さんのお気に入りシーンは、7場の礼さんが暁さんを助けに来る場面。
「“守られ方”が、どんどん様になってきてて。もう可愛いの(笑)」
暁さん自身も「いかに肩を隠して、コンパクトに見えるかを意識してる」と照れながら話していました。
ハードだけどかっこいい、殺陣のシーン
暁さんが一番好きな場面は、礼さんが阿修羅城に来てからの、立ち回りの一連の流れ。
「本当にかっこよくて、毎回感動します」
礼さんも「くじけそうになる」と言ってしまうほど、ハードなシーンのようです。
ショーでは“これぞ宝塚!”の華やかさが全開!
ショーについても触れ、
「プロローグから華やかで、星組の魅力が凝縮されている」
「男役のカッコよさと娘役の色っぽさのバランスが絶妙!」
と大興奮で語っていました。
礼さんとの掛け声も進化中!
礼さんと一緒に中詰めの掛け声を考えることも。
最初は礼さんが掛け声を提案していたので、自分も提案しなきゃと思った暁さん。
「変すぎて“えっ?”って反応されたこともあったけど、めげずに続けたら結構採用されるようになりました(笑)」
と、2人の信頼関係も垣間見えました。
星組の“今”を凝縮したフィナーレナンバー
退団者や組替えメンバーが次々に踊り繋ぎ、最後に暁さんと詩ちづるさんのダンスを礼さんが銀橋から見守る――
そんなラストのフィナーレを、暁さんは「完璧な構成」と語ります。
組替え・退団メンバーへの想い
組替えとなる極美慎さん・小桜ほのかさん、退団するメンバーへの想いも。
「寂しさは大きいけど、それぞれが志を持って前へ進んでいく姿は本当に素敵です。
退団者の方と組替えされる方が、星組を表すメンバーすぎて、「え?この方たちがいなくなってしまうの?」と、ガラッとこれからが変わっていくんだろうなって思います。」
最後に、東京公演への意気込み
「宝塚の公演って、長いようであっという間。
一回一回を大切に、卒業する方々や組替えする仲間たちの想いを受け止めながら、丁寧に演じていきたいと思っています」
\⭐星組 大劇場公演🏯/
スカナビTALK 月組
今週のスカナビは月組の柊木絢斗さんと天愛るりあさん。
次の大劇場公演『GUYS AND DOLLS』のお稽古が始まったばかりの月組。
その熱気や稽古場の様子、そしてお互いへの想いがあふれるトークを繰り広げていました。
お稽古がついにスタート!
まずは天愛さんから、「『GUYS AND DOLLS』のお稽古が始まりました!」と笑顔の報告。
柊木さんは、演じるハリー役について語り、
「英さん(英かおと)演じるビッグ・ジュールと一緒にいることが多くて、集合日の時点で“あぁもう英さん安心します”って言いに行きました」
と、信頼感たっぷりの様子。
天愛さんも「英さんの面白さが大好きすぎて」と共感。
稽古場は“笑いとの戦い”?
柊木さん「自慢しながら笑わないようにするのが必死で」
天愛さん「私、そこ大好き」
と、お稽古の楽しさが伝わるエピソードも。
天愛さんはホット・ボックス・ドールズのファーガソン役!
天愛さんは、“ホット・ボックス”のダンサーのひとり、ファーガソン役。
「ありがたいことに退団されるさちかさん(白雪さち花)や彩さん(彩みちる)とご一緒できるので、すごく楽しみです」
とのことで、貴重な時間を大切にしている様子。
柊木さんも、
「稽古場で“可愛いね〜”って男役たちみんなで見てる」
と娘役たちを絶賛!
「月組で“可愛い”はちょっと照れる…」
天愛さんは照れ笑いで、
「月組ってあんまり“可愛い〜”って言われること少ないから、恥ずかしくなっちゃって。モゾモゾしちゃう(笑)」
それに対して柊木さんは「可愛い可愛い!」と全肯定。
キラキラのヘアピンにときめく日々
今回娘役にチャレンジする彩海せらさんのエピソードも。
天愛さん「あみがだんだん娘役要素を増やしてきていて。昨日あみが“今日からヘアピン1本つけてみます”って言って、可愛いキラキラのヘアピンつけてたんです。」
ちなつさん(鳳月杏)のスーツ姿がかっこよすぎる!
話題は主演・鳳月杏さんにも。
「ちなつさんがかっこよすぎるよね。スーツ姿がもう本当に“ありがとうございます”って感じ(笑)」
と2人とも尊敬とときめきが止まらない様子でした。
天愛さん、月組ラスト出演に向けて
今回の公演が月組生として最後の出演となる天愛さん。
柊木さん「組が変わると、稽古場で役を作り上げてる姿が見られなくなるから寂しい。大事に過ごしたい」
天愛さん「星組の同期も温かく迎えてくれて、ありがたくて幸せ。今、月組で学べることを最大限に学んで、そして楽しんでます」
と、お互いへの愛情と応援の気持ちがあふれる場面も。
最後に、作品への想いを込めて
最後に柊木さんから、
「るりあも白雪さんも彩さんも爽くんも、今回が最後の月組公演。久しぶりの一本物でもあるので、学びの多い期間になると思います。精一杯お稽古頑張ります!」
と力強いメッセージで締めくくっていました。
\🌙月組 全国ツアー公演🌸/
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6/26(木)のタカニュは…
星組 東京宝塚劇場公演 稽古場風景
SKY REPORT
宙組 KAAT神奈川芸術劇場公演 突撃レポート
など…
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