SKY REPORT月組 宝塚大劇場公演 稽古場レポート(A)
妃純 凛(アガサ役)
毬矢 ソナタ(クロスビー役)
スカレポ:佳城葵・桃歌雪
『GUYS & DOLLS』について
宝塚でも何度も上演されてきた名作『GUYS & DOLLS』。
今回は稲葉先生の演出のもと、ブロードウェイを意識した新たなアプローチが取り入れられているそうです。先生曰く「新作のように」感じられる舞台に仕上がっているとのこと。
今回の公演では、舞台上で実際に楽器を演奏する場面も。妃純さんはトロンボーン、毬矢さんは合わせシンバルを担当されます。
毬矢さんは「稽古中、シーンとしている場面で思わず“シャーン”と鳴ってしまって…」と少し照れた様子。でもそのハプニングも、稽古場では笑いを誘っていたようです。
演じる役について
妃純さんが演じるのは、救世軍のアガサ役。
再演作品というプレッシャーもある中で、「過去の作品から学びつつも、新しい何かを生み出したい」と話します。これまでの迫力ある役柄とはまた違った、新たな一面を見せてくれる予感。
一方、クロスビー役を務める毬矢さんは、「空気が読めないキャラクター」として演出されているそうで、毎回“初めて演じるような気持ち”で挑んでいるそう。「その場で自然に笑いが生まれるように」との姿勢が印象的でした。
共演者からも「その空気感が毬矢さんならでは」と好評で、まさに救世軍チームのムードメーカーです。
スカイやサラの存在
救世軍の立場から見たスカイやサラについても語られました。
「なかなか伝道所に人が来ない中で、スカイが来てくれるのはまさに”救世主”のよう」と毬矢さん。妃純さんも「ピンチに陥った時に、スカイが”救世主”のように現れるのが印象的」と話します。
そして救世軍は、スカイとサラとの関係をそっと見守るような立ち位置になりそうです。
救世軍メンバーのあたたかさ
救世軍のチームは、ギャンブラーたちとはまた違った温かさと個性にあふれた集団。
梨花ますみさんや悠真倫さん、菜々野ありさん、静音ほたるさん、甲海夏帆さんなど、バラエティ豊かな顔ぶれが揃います。甲海さんと妃純さんは隣同士で芝居をしているそうで、「甲海さんのお芝居が面白くて!」と稽古場の様子を語ってくれました。
好きなシーンや見どころ
妃純さんが特に印象に残っているのは“船の場面”。
ブロードウェイ版を見てその迫力に圧倒されたという妃純さんは、「全員女性の宝塚の舞台でどうなるのかな?」と思ったけれども、歌稽古のときに全員女性だけとは思えない厚みある歌声に驚いたそう。「最初は難しいと思ったけど、やるうちに一番楽しいシーンになった」と語っていました。
そして注目したいのが、お芝居の中からショーへと突入するロケットの流れ。
芝居の延長でそのままロケットへ進む構成はとても新鮮で、「役のままロケットの子たちと絡んで帰るなんて、今までなかった!」と出演者も楽しみにしている様子。
下級生たちが遠慮がちに加わってくる姿が可愛いらしく、そのあたりもぜひ注目していきたいですね。
公演への意気込み
救世軍もだが、影コーラスでギャンプラーの方たちの歌もするので、どっちも頑張りたい。
男役が4声とかってなるのがなかなかないので、頑張りたいと思います。
久しぶりの1本物で、お芝居をガツンとできるのもすごく楽しみですし、やっぱり皆さんに今までになかった『GUYS AND DOLLS』をお届けできるように頑張っていきたい。
『GUYS & DOLLS』の世界を彩る救世軍チーム。
稽古場から伝わってくるチームワークの良さと、舞台にかける情熱がとても印象的なレポートでしたね。
\🌙月組 全国ツアー公演🌸
ニュース あの時~2013年~
今回の「ニュースあの時」は、今からちょうど12年前——2013年7月11日放送分。
当時のスカイ・ナビゲーターズは、月組の白雪さち花さんと紫門ゆりやさんでした。
取り上げられていたのは、――宝塚バウホールの新しい緞帳のお披露目の様子。
新しい緞帳のコンセプトは「すみれとロココ」
宝塚バウホールの新緞帳は、「すみれとロココ」というロマンティックなコンセプト。
淡く繊細な薄紫色のグラデーションの背景に、宝塚の象徴でもあるすみれの花が優しく舞い散るように描かれています。
名前にある「ロココ」という言葉からも分かる通り、曲線の優雅さや装飾的な美しさが印象的なデザイン。まさに宝塚の夢の世界にふさわしい、気品あるデザインとなっています。
この新しい緞帳は、2013年7月25日から上演した宙組公演『the WILD Meets the WILD』から本格的にお披露目となりました。
お披露目に登場したのは、蓮水ゆうやさん&七海ひろきさん!
この緞帳のお披露目式に登場したのは、当時宙組に在籍していた蓮水ゆうやさんと七海ひろきさん。
2人とも涼やかな袴姿で登場し、新しい緞帳についての印象や、今後のバウホール公演への想いを語っていました。
「バウホールの思い出」とともに
バウホールは、多くの若手スターたちが経験を積み、羽ばたいていく場所。
ここでの初主演や思い出深い作品に、ファンにとっても特別な想いがある方も多いはず。
そんな劇場に新しい緞帳が加わるというのは、ひとつの“節目”のようでもあり、これから先に続いていく物語の“プロローグ”でもあるように感じられました。
皆さんにとっての「バウホールの思い出」はどんな場面でしょうか?
あの時のニュースが、また宝塚の舞台への愛しさを思い出させてくれました。
プレイランド 月組 鳳月杏さん
今回の「プレイランド」は、以前放送されたミニゲームの結果発表編。
チャレンジしたのは、月組トップスター鳳月杏さん!
プレイしたゲームは「パンチングマシン」でした。
ルールはシンプル。
パンチングマシンに3回挑戦して、合計スコアが1000点を超えればゲームクリア!
さて、気になる結果は……?
◆ 結果発表 ◆
- 1回目:171点
- 2回目:133点
- 3回目:171点
合計スコアは、475点!
残念ながらゲームクリアとはなりませんでした……!(涙)
「気楽にパーンと、がコツだったんですね(笑)」
チャレンジを終えた鳳月さんは、
「難しかったです。力を入れてはいけないんだということを、終わってから知りました」と少し悔しそう。
「気楽にパーンとやった方が得点が高いそうですので、大変勉強になりました」と、笑顔で感想を語っていました。
月組は今、お稽古真っ最中!
現在、月組は『GUYS AND DOLLS』のお稽古真っ最中。
「本当に楽しいミュージカルナンバーにあふれた作品で、月組も毎日楽しく元気にお稽古しております」と語る鳳月さん。
「2025年版の新しい『GUYS AND DOLLS』を、みなさんに楽しんでいただけるよう頑張りたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と、ファンへのメッセージも届けてくれました。
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