《月》全国千秋楽＆《あの時》2017年月組博多座＆《宙》109期輝星さん　2025/05/29

月組　全国ツアー公演　千秋楽
ニュースあの時～2017年～
スミレポート　宙組　109期

月組　全国ツアー公演　千秋楽

組長梨花ますみさんから一輝翔琉さんへ

「これからももっと舞台人として輝いていてほしい」と思っていただけに、卒業は残念だが、翔琉くんの第二の人生も素敵に歩んでほしい。
翔琉くん、これからも笑顔で頑張ってください。

組長さんからのお言葉に、一輝さんは「今まで本当にありがとうございました！」と満面の笑みで答えていました。

鳳月杏さん挨拶

１

約1か月間、全国のお客様に温かい拍手と温かいお心をいただいた。
みなさまのおかげで、本日無事にこうして千秋楽を迎えることができた。

お芝居の『花の業平』は、素晴らしい先輩方による初演から、王朝ロマンの名にふさわしい世界観が魅力的な作品だった。
私たちにとっては挑戦となる再演だったが、稽古中、そして公演を重ねるたびに、出演者一人ひとり、最下級生に至るまで『花の業平』の世界観を少しでも保とうと、良い緊張感を持って舞台に向かっている姿に、私自身も励まされた。
今の私たちにできる、新しい『花の業平』を自信を持ってお届けできたのではないかと思っている。

柴田先生の名作をこうして蘇らせてくださった大野先生にも、心から感謝している。

そしてショー『PHOENIX RISING』については、昨年11月から約半年間ずっと上演してきただけに、今日が最後だと思うととても寂しい。
だが、最後にこの沖縄の地で皆さんと一緒にこうして踊れたことは、本当に素敵な思い出になった。本当に楽しかった。

沖縄の皆さん、次回はぜひ機会があれば、兵庫県の宝塚大劇場や東京宝塚劇場にも足を運んでいただければ嬉しい。
また皆さんにお会いできる日を楽しみにしている。

２

こうして本日、出演者全員で元気に駆け抜けることができた。
今回の公演で卒業する一輝のためにも、みんなでこうやって送り出すことができて、本当に幸せだなと感じている。

全国ツアーは各地を転々とし、慌ただしい日々で一日があっという間に過ぎてしまうけれど、今回の公演が最後で、残りの宝塚人生を必死に、そして楽しく毎日刻み込みながら舞台に立っている仲間がいるということを、私も密かに胸に刻みながら毎日過ごしていた。

一輝をはじめ、みんなとこの作品に挑戦できて、本当に幸せだったと感じている。

そして、千秋楽恒例、月組大ジャンプの時間に。
客席が総立ちになる中、鳳月さんが「せっかくお立ちいただきましたので」と優しく声をかけ、「月組では、千秋楽を迎えた達成感を表すために、みんなで大ジャンプをする習慣がある」と話していました。

今回は全国ツアー特別バージョンということで、鳳月さんと一輝さんのお二人が「全国ツアー」と声を合わせ、そのあとに「バンザイ」の「ザイ」で、会場全体が一斉にジャンプ！

３

沖縄のみなさまは、どこでお会いしても本当に温かい方たちばかりで、優しくて、ますます沖縄が大好きになった。
マタヤーサイ！
またみなさまにお会いできる日を楽しみにしている。

笑顔と拍手に包まれた月組の千秋楽は、心に残る素敵なフィナーレとなっていました。

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ニュースあの時～2017年～

今回取り上げられたのは、2017年5月28日に放送された「タカラヅカ・ニュース」。
当時スカイ・ナビゲーターズを務めていたのは、星組の紫りらさんと夏樹れいさんのコンビ。
話題になっていたのは「月組博多座公演千秋楽」の様子でした。

この公演は、朝美絢さんにとって雪組へ組替えする前の、月組での最後の出演作。
千秋楽のご挨拶では、「9年間月組で培った力を生かし、雪組で大きく羽ばたけるよう精進してまいりますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします」と力強く語っていました。
あれから数年。
その言葉の通り、現在は雪組トップスターとして、まさに大きく羽ばたいていますよね。

月組時代の仲間であり、当時のトップスターだった珠城りょうさんも、「これまで共に歩み、共に戦ってきた大切な仲間」と朝美さんのことを語り、「みなさま、今後とも“朝美絢”をよろしくお願いいたします」としっかりと送り出していたのが印象的でした。

また、この公演には専科の轟悠さんも出演されており、フィナーレでは大羽根を背負ったスターがなんと2人。
最近宝塚を見始めたブログ主にとっては、それがとても新鮮で、少し不思議にも映りました。

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