《星》中島さん・いのうえさん&小柳先生 座談会2&《月》109期生紹介 2025/07/10

宝塚歌劇団
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Stage Side Watch 星組公演『阿修羅城の瞳』中島 かずき・いのうえ ひでのり・小柳 奈穂子 座談会 Part2

前回のPart1に引き続き、座談会の様子がタカラヅカ・ニュースで放送されました。


宝塚歌劇と劇団☆新感線の共通点とは?

座談会は、小柳先生の「お二人は宝塚をご覧になったことがありますか?」という問いから始まりました。

いのうえさんは『るろうに剣心』『ルパン三世』など、ちょっと変わった演目は見に行っているそうで、中島さんも『CITY HUNTER』『記憶にございません!』などの作品を挙げていました。

小柳先生は「宝塚と新感線は、役者さん主体で芸能的に物語る劇団」という点で、観る側としても楽しみ方が近いと語っていました。

中島さんも「当時、エンタメに全振りした劇団って珍しかった」と共感。
宝塚と新感線の共通点が見えてきます。


演出家のスタイルと稽古場での工夫

いのうえさんは、稽古ではまず自分で全てやって見せるというスタイル。舞台上の見え方やフォーメーションを視覚的に伝えるため、照明や音のタイミングを含めて「こういう画を作りたい」と表現してみせるのだそう。

「せっかちなので、先に画を出しちゃうんです」と笑いながら語る一方で、型から入って演出する点では歌舞伎にも通じるものがあり、客演する歌舞伎役者からも「やりやすい」と言われるのだとか。

一方、小柳先生は「宝塚は80人くらいが舞台に立つこともあるので、とにかく交通整理が大変」と話し、模型を使っての段取りや、音と動きのバランスを重視しているそうです。

中島さんも「宝塚、歌舞伎、新感線って、演出の考え方が近いかもしれない」と納得。

演出の中では、舞台効果音も大きな要素。
いのうえさんは「ドーン!」「シャリーン!」と自ら効果音を口にしながら演出をしてしまうとのことで、小柳先生も「やらないと寂しい」と共感していました。


台本作りの裏側

中島さんは、稽古場で役者がセリフを発しているのを聞いて、「このセリフは削った方がいい」「言い回しを変えた方が面白い」など、現場で調整を加えていくそうです。

作・演出を1人で担う小柳先生は「作家の自分と演出家の自分が喧嘩する」と語ります。

ネタ出しのきっかけは様々で、『阿修羅城の瞳』は、いのうえさんが「恋をすると女が鬼になる話がやりたいんだ」と電話で一言だけ伝えたことから始まったのだとか。「以上」と言って電話を切られた中島さんが、そこから物語を形にしていったという、まさに信頼のコンビネーションです。


劇団☆新感線45周年を迎えて

小柳先生が「45周年を迎えた原動力は?」と尋ねると、中島さんは「いのうえくんが芝居しかできないから」と冗談交じりに回答。

いのうえさんは「続けようと思って続けてきたというより、目の前のことをやってきたらここまで来た」と振り返りました。

そして「お芝居面白かった」「また出たい」と言ってくれる客演の方々の言葉が、なによりの原動力になっているそうです。


宝塚×新感線の今後への期待

宝塚の公演は組ごとに特色があり、「いろんな組のバージョンも見てみたい」といのうえさん。

小柳先生が「良かったらまた書いてください」と声をかけると、中島さんは「演出も込みでしょ?」と返しつつ、いのうえさんは「生徒さんに囲まれてド緊張した」と本音もポロリ。

それでも「もし可能なら、第2弾、第3弾ができたら嬉しい」と中島さんが語ると、小柳先生も「お客様も「ぜひこれが見たい」とかあれば、大っぴらにしていただければ」と話していました。


東京公演での変更点

宝塚大劇場では「初舞台口上」があったため、東京公演ではその時間が増える分、セリフを戻したり、殺陣を整理したりと、新たな構成で臨んでいるとのことです。

関西と東京ではお客様の反応も違うそうで、そこも楽しみのひとつ。
中島さんは「これまで重ねてきた公演で、より重厚になっているはず」と期待を寄せていました。

最後に小柳先生から、「新感線には“ゲキ×シネ”があるように、宝塚もライブ配信があります」とご案内もありました。

\⭐星組 大劇場公演🏯/


スミレポート 月組 109期

梨乃りの すずらん 愛称:りぃ、すずらん 出身地:大阪府大阪市

【挑戦してみたいこと】
男性のK-popアイドルのダンス

踊ることが大好きで、よくMVを見ながら女の子グループのダンスを踊ったりしているが、男性グループのダンスにもとても興味があり、家で真似をすることも多い。ただ、難しいと感じるので、トレーニングやアイソレーションの練習を重ね、もっと男性らしく踊れるようになりたいと思っている。

【印象に残っている舞台作品】
『ハリウッド・ゴシップ』

自分が宝塚音楽学校の受験生だった頃、すごくパワーをもらっていた作品。
彩風さんと潤さんのデュエットダンスが本当に大好きで、お二人の雰囲気や、可愛らしい振付に胸がキュンとなる。
初心に戻りたいときにはこの作品を見て、「頑張ろう」と思える。

【抱負】
一日一日を大切に、楽しみながら唯一無二の娘役になれるよう、日々精進していきたい。

\💃💃💃109期生 初舞台作品💃💃💃/


\梨乃さんが印象に残っている作品/



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7/11(金)のタカニュは…

SKY REPORT
月組 宝塚大劇場公演 稽古場レポート(A)

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