SKYREPOORT宙組 東急シアターオーブ公演 稽古場レポートPart2
タカラヅカニュースでは、昨日に続き、宙組東急シアターオーブ公演『ZORRO THE MUSICAL』の稽古場レポートPart2が放送されました。
桜木 みなと(ディエゴ/ゾロ役)
瑠風輝(ラモン)
スカレポ:小春乃 さよ(リタ/カミラ役)
◆ 立ち回りについて
今回の公演は、なんといってもアクションシーンが大きな見どころ。
ゾロといえば剣劇、というイメージそのままに、桜木さんも「すごいことさせてもらってます」と。
ディエゴとラモン、兄弟での決闘シーンはただの敵対ではなく、愛憎が交差するような濃いドラマが感じられるとのこと。
やっていても心が痛くなるほど、との桜木さんの言葉に胸が熱くなります。
そしてそのシーンに対して瑠風さんは、「ラモンは望んでたんやと思います、この結末を」とポツリ。役への深い理解がうかがえました。
また、アクションはシリアスなものだけでなく、ちょっとユーモアのある場面も用意されているそうで、ずんさん(桜木さん)演じるゾロが4人!? なんていう楽しい演出もあるようです!
◆ フラメンコについて
今回の作品には、本格的なフラメンコが取り入れられています。
「パルマ(手拍子)」や「カンタオール/ラ(歌い手)」「バイラオール/ラ(踊り手)」といった要素も全てキャストが担当!
桜木さんは「最初はちょっとズルしようとした(笑)」と語りながらも、やはり基礎をしっかりやることでしか生まれない熱量の大切さを実感したそう。
「私たちはこのパルマ(手拍子)を頼りに踊っているので、一緒に拍手というより、集中して観劇してもらえたら」との言葉に、観客としての姿勢も引き締まりますね。
◆ 瑠風さん、宙組ラスト公演
今作が宙組でのラスト出演となる瑠風輝さん。
「実感はないけれど、この作品で皆さんとご一緒できるのが本当に良かった」と語り、毎日がまるで青春のようだと笑顔を見せていました。
桜木さんは「もえこ(瑠風)とは最後だな…って思いながらやってる」としみじみ。
決闘シーンで互いに本気でぶつかり合える相手だからこそ、余計に胸にくるものがあるようです。
小春乃さんも、「本当は(もえこと)組んで踊ったりしたかったけど、憎しみ合って終わっちゃう関係で」と少し切なそう。
ですが、3人の信頼関係が感じられるあたたかいトークでした。
◆ 公演に掛ける意気込み
最後に、それぞれからのメッセージ。
瑠風さんは「とにかく熱い作品になっています!楽しみに待っていてください」と力強く。
桜木さんは「初めての挑戦がたくさん詰まった作品。新しい世界を感じていただけると思います」と語っていました。
「ゾロ」という題材の面白さに、タカラヅカならではのエンターテインメント性、そして本格的なフラメンコが加わり、ますます期待が高まる今回の公演。
Part1と合わせて、ますます観劇が楽しみになる稽古場レポートでしたね。
\🪐宙組 大劇場公演🕺/
SKY REPOORT宙組 KAAT芸術劇場公演 稽古場レポート
こちらは水美舞斗さん主演作品の稽古場レポート。
新たなメンバーを迎えた宙組のお稽古場は、どんな雰囲気なのでしょうか?
二葉 ゆゆ(キャサリン役)
梓 唯央(ベン役)
スカレポ:若翔りつ(ハーフォード役)
新たなメンバーが参加する宙組、お稽古場の様子は…
水美舞斗さん・きよら羽龍さん・二葉ゆゆさんの3人が組替え後、初となる今回の公演。
稽古場にはどんな空気が流れているのでしょうか。
二葉さんは「初めての方と1から作品を作るのは本当に新鮮で、学ぶことばかり」と語ります。
水美さんのセリフの説得力や情熱にも感動しているとのこと。
梓さんは「皆さん本当に違う色を持っていて新鮮」と、日々刺激を受けながらお稽古に励んでいる様子。同期のきよらさんとは約8年ぶりで、大人になった姿に感慨深げ。
若翔さんも「三者三様、それぞれの個性が宙組に新しい風を吹き込んでいる」と、期待をにじませます。
演じる役への思い
二葉さんが演じるのは、ミュージックホール“PALLADIUM”で踊る赤毛のキャサリン。
スキャットばかり歌っている男の子4人組や、夢見がちな女の子4人組と一緒に、ユーモアと個性あふれる世界を作り上げています。
「それぞれの個性を出すのが難しい」とのことですが、残りのお稽古期間でしっかり磨きをかけていきたいと意気込みます。
一方、梓さんはイギリス人労働者・ベンを演じます。
階級社会や差別などを背負いながら、泥臭くも力強く生きる姿をリアルに表現することを大切にしているそう。
「冒頭のシーンの立ち回りは圧巻!」と若翔さんも絶賛。
水美さんや鷹翔さんとのリアルな戦いの場面は必見です。
それぞれの「好きなシーン」は?
二葉さんが大切にしているのは、1幕5場、上流階級のサロンにゲストとして呼ばれたキャサリンが「人生を変える!」と挑むシーン。
そこで浴びせられる「下品な踊りはやめなさい」という言葉が、社会の格差や権力構造を鋭く描き出します。
梓さんは2幕冒頭、赤シャツ隊によるダイナミックなダンスと激しい立ち回りが始まる場面を挙げ、「走り回るエネルギーがすごい」とその迫力に注目しています。
専科・高翔みず希さんとの共演
今回、専科から高翔みず希さんが出演。
梓さん・若翔さんは初共演ですが、二葉さんは花組時代にお世話になっていたとのこと。
二葉さんは「高翔さんが演じるドクター・カニンガムはご本人の雰囲気とリンクしていて、歌のシーンでは感情を交えて伝える力に毎日感銘を受けている」そうです。
フィナーレナンバーは「ブラック×ティファニーブルー」
今回の公演には、フィナーレナンバーも用意されています!
衣装はブラックとティファニーブルーの組み合わせでとっても華やか。
娘役さんたちの優雅なダンス、そこに水美さんの歌が加わって…まさに美の連鎖!
「本編で水美さんが歌われている曲が優雅にアレンジされて、幸せを感じながら踊っている」と二葉さんも笑顔で語っていました。
『RED STONE』への思い
最後に、公演への意気込みについて。
梓さんは「ベンという役を生き抜くだけでなく、他の役でも1つ1つ丁寧に演じ、作品全体を盛り上げたい」と決意を語り、
二葉さんは「仲間と同じ方向を向いて作品づくりができることの喜びを感じている」とし、「皆さまにこの作品を愛してもらえるよう、心を込めて演じたい」と話してくれました。
花組 スカイ・ナビゲーターズ交代式
本日のタカラヅカニュースで、花組スカイ・ナビゲーターズの交代式が放送されました。
第7期ナビゲーターズとして2年間MCを務めた 高峰潤さん と 咲乃深音さん の最後の出演回となり、これまでの思い出を振り返る温かな時間となりました。
初々しかった2年前
就任当時の映像を見返したという高峰さんは、思わず照れ笑い。
「初舞台生の挨拶みたいだった(笑)」
「スカナビになりたすぎて、緊張しすぎて…」
2人の“初々しい”スタートは、視聴者にとっても微笑ましい記憶なのではないでしょうか。
企画への熱い想い
スカナビといえば、毎月の情報発信だけでなく、企画コーナーも見どころのひとつ。
おふたりが特に印象深かったと語ったのが、「乙女クイズ」や歌のコーナー。
「下級生を呼んで関西弁企画!…でも緊張しすぎて出なかった(笑)」
「上級生とアカペラハーモニーを作る大プロジェクト!」
楽譜を手作りし、ハモリをアプリで試行錯誤…という熱量から、ただのコーナーではない“作品”だったことが伝わってきました。
私服コーデの裏話や、突撃レポートの思い出も
毎月、衣装も自分たちでテーマカラーを決めて、買いに行ったというおふたり。
すごい楽しかったと話していました。
また、バウホール公演の稽古場レポートや、突撃インタビューにも挑戦。
当初は緊張しながらも、「話を引き出せるかな…?」と奮闘したMCの姿も印象的でした。
2年間の成長と感謝
咲乃さんは「スカナビでの経験が、お芝居や活舌にも役立った」と語り、
高峰さんも「はっきりしゃべろうという意識を持たせてもらった2年間だった」と、
スカイ・ナビゲーターズの仕事を通して得た学びに感謝していました。
そして、第8期へ
新たにバトンを受け継ぐのは――
愛乃一真さん と 三空凛花さん!
愛乃さんは「夢のような機会。真心込めてお届けしたい」と抱負を語り、
三空さんは「愛乃さんと一緒に笑顔いっぱいでニュースを届けたい」と意気込みを見せてくれました。
高峰さんいわく、「とってもおしゃれで元気なふたり」
咲乃さんも「同期と1個下さんが継いでくれるのは嬉しい」とエールを送りました。
最後は、
「私たちはやり切ったということで」
「2年間本当にありがとうございました」
という2人の言葉で、あたたかく締めくくられました。
スミレポート 宙組 109期
朝絵 咲名 愛称:さな 出身:東京都北区
【今特に頑張っていること】
声の幅を広げること
高音から低音までの音域を広げるトレーニングはもちろん、最近は特に様々な声色を使えるようになりたいと思っている。
役の設定や性格によって、声の太さや息遣いを自在に変えられるようになれば、表現の幅が広がると思い、習得を目指している。
【挑戦してみたいこと】
さまざまなジャンルの歌
特にシャンソンとジャズが大好きでよく聴いているため、いつかそういった楽曲を“人が変わったかのように”歌えるようになりたい。
【抱負】
愛する宝塚の舞台で、毎公演、進化した姿をお見せできるように、日々ひたむきに、真摯に努力していきたい。
ジェスチャーQ! 星組 天飛 華音
月曜日に出題されたジェスチャーの答えが発表されました。
正解は――「ハリネズミ」!
予想どおりだった方も多かったのではないでしょうか?
天飛さんは「私は今、『阿修羅城の瞳』『エスペラント!』の東京宝塚劇場公演を控えています。千秋楽まで一回一回心を込めて頑張ります。」と話していました。
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