10月15日放送のタカラヅカニュース「SKY REPORT 雪組 宝塚大劇場公演 稽古場情報」を視聴しました❄️
お芝居は18世紀のファッション界を舞台に、ブランメルの美学と人間模様が交錯するドラマティックな世界。
そしてショーでは「祈り」をテーマに、光と生命力あふれる場面が連なっているようです。
朝美絢さんの魅力が詰まった稽古場トークに、組長の奏乃はるとさんの温かいコメントや退団者への想いも含め、熱い想いに満ちた時間でした。
🎭 お芝居について
👔 ファッション界に革命を起こした男
奏乃さんが「ピッタリやんね」と笑うと、朝美さんは照れながらもカッコよくポーズ。
「カリスマです、すみません」と笑いながらも、その佇まいはまさにブランメルそのもの。
奏乃さんのストールも朝美さんが提案したもので、「ゴールドっぽいベージュがお似合いかなと思いまして」とコメント。
ストールの結び方は“ブランメルスタイル”というこだわりぶりでした✨
👑 プリンス・オブ・ウェールズとの関係
ブランメルは、瀬央ゆりあさん演じるプリンス・オブ・ウェールズに気に入られ、そのファッションセンスを真似されるほどの存在に。
話術にも長け、人々を惹きつけるその人物像に、朝美さんは「本心を言ってくれるところが人の心をつかむのかもしれない」と語っていました。
奏乃さんは「プリンス側としてはそんなこと言うなんてありえないのに、ブランメルはズバズバ言ってくる」と笑いながら、ブランメルに翻弄される側の心情を楽しげに紹介していました。
🧵 複雑に絡み合う人間関係
プリンスの愛人であり、かつての恋人ハリエット(夢白あやさん)との関係にも注目。
学生時代の純粋な恋人同士が、社交界で再会する“少し大人な関係性”を描く場面があり、
朝美さんは「果たして昔のような気持ちでいられるのか」と語っていました。
社交界の華やかさの中に、過去の記憶や想いが交差する印象的なシーンとなりそうです。
🧗 のし上がるブランメルの背景
平民の出ながら社交界で地位を築くブランメル。
父ウィリアム・ブランメル(諏訪さきさん)との関係や、時代背景としての賭博文化にも触れながら、
朝美さんは「成功するか失敗するか、まさに人生が賭けのよう」と表現。
社交界の中で“4紳士”と呼ばれる貴族たち(縣千さん・蒼波黎也さん・紀城ゆりやさん)とのやりとりも見どころで、「彼らがブランメルを見守りながらも賭けている関係性が面白い」と話していました。
🎶 音楽の魅力
今回の楽曲はすべてフランク・ワイルドホーン氏による書き下ろし。
朝美さんは「“ジョージ”という本名を表す曲が多く、セリフとは違う心情を音楽で出せるのが嬉しい」とコメント。
作品全体を通して音楽がドラマを深めているようです。
💐 退団者への想い
今回の公演で退団する杏野このみさんと莉奈くるみさんについても、お二人から温かい言葉がありました。
杏野さんはヤーマス夫人役で登場。透真かずきさん演じるヤーマス卿とのご夫妻として実在の人物を演じ、初っ端からブランメルの衣装について絡んでくるそうで、「ざます」「やーばすざます」と冗談交じりのやりとりもあるとか。
莉奈さんは“サルスベリー”として登場するエイトベリーズ(プリンスの周りにいる女官兼愛人)の一員。
狩りの場面で男役とともに銃を構え、勢いよく踊るシーンが見どころで、朝美さんも「我先に獲物を追っている(笑)」と笑顔で話していました。
奏乃さんは「退団者のみんなの姿にも注目してほしい」と温かく呼びかけていました。
🕺 ショーについて
🌞 プロローグ
朝美さんが演じるのは“太陽神”。
奏乃さんの厳かな始まりから、太陽が降り立つように展開していく冒頭は、まさに光の象徴。
「中村先生のショーが始まった!」と感じる力強いロックナンバーに、朝美さんもテンションが上がるそうです。
また、組回りの111期生や前回の東京公演から組配属になった110期生など新たな下級生が増えたことで、「これまで下級生だった子たちが上級生になっていくのを感じる」と奏乃さんが語る場面もありました。
🕊️ 乙女の祈り
クラシックの名曲をもとに構成された印象的な場面。
男役はソフト帽とジャケット姿で登場し、娘役とのダンスやカップルダンスなどが繰り広げられるそう。
朝美さんは「とても楽しい場面」と語り、奏乃さんも「早く見たい」と笑顔を見せていました。
🪘 アフリカの祈り
縣千さんを中心に、裸足で踊るパワフルな場面。
祈りの原始的な力が感じられる演出で、奏乃さんは「祈りの要素がより強く出ている」とコメントしていました。
🚶♂️ 巡礼
この場面は瀬央ゆりあさんが登場。
コロスが激しく踊り、音彩唯さん演じる女神が神聖な空気をまといます。
朝美さんは「全く色の違う3場面が、“祈る”というテーマで繋がっている」と語り、
ショー全体に込められた想いを感じさせました。
🎸 中詰め
「日本の祈り」と題された中詰めでは、日本のロックのようなリズムに合わせて銀橋を渡りながら歌い継ぐ構成に。
途中で尺八の音なども入っていて、皆様と楽しめる場面になるのではと話していました。
🌊 海への祈り
韓国の民謡をもとにした場面「海への祈り」。
奏乃さんが「村人代表の眞ノ宮るいちゃんと、天女(笑)」と紹介され、朝美絢さんは「海の繁栄を祈るところから始まって…と思いきや、盆が回って激しい音が鳴り始めたら──」と、展開を楽しそうに語っていました。
朝美さんは「海から帰ってきた男たちと、娘役さん・男役さんが波を表していて、『この海を越えて、みんなで進んでいこう』という祈りを全身で表現しています」と力強く語っていました。
さらに奏乃さんは「私は影で、みんなのことを見ながら一緒にコーラスをしていると、一体感があって助けになれればと思って」と優しく微笑まれていました。
朝美さんは「“オギオチャ”ってずっと叫んでるんですけど、韓国語で“エンヤコラ”って意味なんですよね。だから皆さんも思わず一緒に叫びたくなっちゃうかも(笑)」と、観客をも巻き込むようなエネルギーを感じさせるような力強い場面になるそうです。
💫 フィナーレ
朝美さんは「フィナーレは諏訪の歌から始まって、すごいけどおしゃれでちょっとアメリカン。そこからロケットにつながって、みんなが弾けんばかりのダンスを繰り広げています!」と笑顔で語っていました。
続いて奏乃さんは「そして淑女・紳士、みんなで踊る場面があって、最後はデュエットダンス」と説明。
朝美さんが「「星に祈りを」というとても綺麗な曲で、2人で歌いながら踊りに入っていくんです。あやちゃんとの大劇場でのデュエットダンスを楽しみたいし、彼女の背中を押せるようなものになったらいいなと思っています」と語ると、奏乃さんも「宝塚ならではのデュエットダンスを2人ができるのは本当に良かったなと思います」としみじみと話していました。
夢白さんの退団を温かく送り出すような雰囲気がとても印象的でした。
🔥 意気込み
今回の公演への意気込みを聞かれた朝美さんは、「お芝居では宝塚のクラシック感とダンディズムがあり、娘役のエレガントさが際立つ作品。フランク・ワイルドホーン氏の音楽でさらに壮大なミュージカルとなっていて、その後のショー『Player』では全く違う雪組生たちの魅力をお届けでききる。夢白さん、杏野さん、りなさんの卒業をしっかりサポートしつつ、そして専科に異動されるにわさんからもたくさん学びながら、最後まで一緒に作品を作り上げていきたい」と話していました。
そんな熱い想いに、奏乃さんも深くうなずきながら、
「お芝居・ショー共にバラエティ豊かで、色々な人物・場面を楽しんでいただける作品です。私は今回で雪組組長として最後になりますが、今の時間を大切にして次へ進んでいけるように頑張ります」と、温かく締めくくりました。
お芝居ではカリスマとして人々を惹きつけ、ショーでは太陽神として輝く朝美さん。
奏乃さんをはじめ雪組生たちのチームワークや、夢白さん・杏野さん・莉奈さんへの温かなエールが印象的でした。
ブランメルの人生を彩る音楽、そして“祈り”で繋がるショー──
大劇場でどんな感動が生まれるのか、ますます楽しみです✨
(参考:タカラヅカニュース〈タカラヅカ・スカイ・ステージ放送〉 「SKY REPORT 雪組 宝塚大劇場公演 稽古場情報」)
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